プレスリリース

東京都 社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」【コンセプト検証支援】に採択。株式会社BIOTECHWORKS-H2

リリース発行企業:株式会社BIOTECHWORKS-H2

情報提供:





東京、シリコンバレーを拠点に廃棄物から水素を生成し再生可能エネルギーとして活用する都市型循環経済モデルを推進する株式会社BIOTECHWORKS-H2(本社:東京都渋谷区、代表取締役:西川明秀、以下「当社」)は、東京都が実施する「社会課題解決型スタートアップ支援事業」第3期コンセプト検証において、環境 サスティナビリティ(GX / CE)分野で採択されたことをお知らせします。採択テーマは「廃棄物から水素、水素から再生可能エネルギーへ『ごみゼロプロジェクト』」です。

東京都 社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」とは
東京都は、社会課題解決に資する革新的な製品・サービスを有するスタートアップと、様々な企業や組織とのマッチングにより、ビジネスモデルの検証や製品の実装等を支援するため、社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」を2024年度より開始しています。

本事業では、取り組みの一つとして、社会課題の解決に向けて企業・組織とのコンセプト検証に取り組むスタートアップの伴走支援(実証先開拓支援も含む)・実施費用に関するサポートを行っています。


社会課題と解決

東京都では年間数百万トン規模の廃棄物が発生し、その多くが焼却処理に依存しています。焼却はCO2排出の主要要因であり、2050年カーボンニュートラル実現のためには抜本的な削減策が不可欠です。一方、水素は次世代クリーンエネルギーとして期待されながらも、製造コストや安定供給に課題があります。当社は、これらの社会課題を同時に解決するモデルとして「ごみゼロプロジェクト」を展開していまいります。


東京都をイメージしたBIOTECHWORKS-H2の世界

採択内容と取り組み概要

当社の「ごみゼロプロジェクト」は、リサイクルできない有機廃棄物を燃やさずにガス化し高純度水素を生成、その水素を再生可能エネルギーに変換して地域利用する循環型スキームです。IoTとAIによる廃棄物の分別最適化システム「REBORN」を組み合わせ、CO2削減効果や資源循環状況を可視化します。
今回の東京都支援を通じて、さらなる実証を行い、廃棄物処理とエネルギー自給の両立、CO2排出最大80%削減の可能性を検証します。

BIOTECHWORKS-H2プラント (イメージ)

廃棄物の分別最適化システム(イメージ)


市場ニーズと社会的意義

水素市場は2030年に約15兆円規模(経済産業省試算)に拡大すると見込まれており、特に都市型分散供給モデルは成長余地が大きい分野です。本モデルは自治体の廃棄物処理費用削減、エネルギー安全保障、企業の脱炭素経営支援に直結し、地域経済にも波及効果をもたらします。

効果と将来展望

当社試算では、200トン/日の処理能力で日産最大20トンの水素を生成でき、水素ガスタービン発電に換算すると最大発電量は約250MWh(弊社参考測定値)、約20,000世帯分の電力供給が可能です。これにより、CO2排出を最大80%削減しつつ、廃棄物処理費用とエネルギー収益の両立を実現します。
検証成果をもとに、国内外の自治体・民間企業への展開を進め、2030年までに国内外複数拠点での商用化プラント稼働を目指します。さらに、都市ごとの地産地消型エネルギー供給モデルとして循環型経済のモデルケースとしての展開も視野に入れています。

代表者コメント

【株式会社BIOTECHWORKS-H2 代表取締役 CEO 西川明秀】
今回の採択は、私たちが掲げる「廃棄物から水素へ、水素から再生可能エネルギーへ」という挑戦が、東京都の未来づくりに必要と認められた証だと感じています。
ごみ問題もエネルギー問題も、「できない理由」を並べれば前に進めません。私たちは「不可能を可能にする」ことを使命とし、現場のリアルと技術革新を結びつけ、CO2排出を減らしながら地域のエネルギーを創り出します。
このプロジェクトは東京だけの話ではありません。ここから全国、そして世界へ広げ、どの街も自らエネルギーを生み出せる時代をつくります。未来の子どもたちに胸を張って渡せる地球を、仲間たちと共に実現していきます。そしてこの挑戦を支えてくださる全てのパートナー、自治体、チームメンバーに心から感謝します。実証の成果を確かな商用化へと結びつけ、循環型エネルギーモデルを世界に広げていきます。


代表取締役 CEO 西川明秀

【BIOTECHWORKS-H2について】
当社では「BIOTECHWORKS-H2(ごみZEROプロジェクト)」として、「廃棄物から水素へ、水素から再生可能エネルギーへ」というミッションのもと、透明性の高いサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。
リサイクルができていない、ほぼすべての有機性廃棄物を燃やさずにプラントでガス化し水素を生成、その水素をさらにエネルギーとして活用するカーボンニュートラルな世界を実現させます。


BIOTECHWORKS-H2 プラント模型


【会社概要】
会社名:株式会社BIOTECHWORKS-H2(バイオテックワークスエイチツー)
所在地:東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前董友ビルII6階
代表者:代表取締役 CEO 西川明秀
設立:2023年7月5日
URL:https://www.biotechworks.co.jp

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社BIOTECHWORKS-H2
広報担当:仁谷(ニタニ)
E-mail:info@biotechworks.co.jp
TEL:03-5422-9702

  • はてなブックマークに追加

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース