プレスリリース

【“腸活食品”で3割が不調を感じる】その症状とは?過敏性腸症候群(IBS)の可能性も

リリース発行企業:野村乳業株式会社

情報提供:

野村乳業株式会社(本社所在地:広島県安芸郡府中町、代表取締役:野村 和弘)は、1.食品で腸活をしたことがある男女/2.消化器内科医を対象に「腸活している人のおなかトラブルの実態と医師が注目する“低FODMAP食”の重要性」に関する調査を行いました。

腸活のためにヨーグルトや発酵食品、食物繊維を積極的に摂る人が増える一方で、「腸活しているのにおなかの調子が悪くなった」という声もあります。

実は、一般的に“腸に良い”とされる食材の中には、小腸で消化・吸収されにくい「FODMAP(フォドマップ)」が含まれている場合があります。

こうした食材は、人によっては便秘や下痢などの便通異常、腹痛、腹部の膨満感等、おなかの不調を引き起こすことがあります。

特に過敏性腸症候群(IBS)の方は、腸活をしているのに思うような結果が得られないことがあります。その原因の一つとして、「FODMAP(フォドマップ)」が関わっている可能性があります。



腸活の落とし穴と、医師が注目する“低FODMAP食”の重要性を明らかにしていきます。

本広告における「腸活」とは、積極的に健康的な生活習慣に取り組むことで、心身のコンディション維持やより豊かな日常生活の実現を目指す、前向きなライフスタイルの通称を指します。
※便秘、下痢などの疾病の治療や予防、あるいは腸内環境の医学的な改善といった医薬品的な効能効果を暗示・標榜するものではありません。

そこで今回、野村乳業株式会社https://www.nomura-milk.co.jp/)は、1.食品で腸活をしたことがある男女/2.消化器内科医を対象に「腸活している人のおなかトラブルの実態と医師が注目する“低FODMAP食”の重要性」に関する調査を行いました。

▼詳細のデータや結果については以下レポートにてご確認いただけます。
詳細はこちら

調査概要:「腸活している人のおなかトラブルの実態と医師が注目する“低FODMAP食”の重要性」に関する調査
【調査期間】2025年11月28日(金)~2025年12月1日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,015人(1.608人/2.407人)
【調査対象】調査回答時に1.食品で腸活をしたことがある男女/2.消化器内科医と回答したモニター
【調査元】野村乳業株式会社(https://www.nomura-milk.co.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

「正しい腸活」のつもりが逆効果?腸活実践者の約3割が『おなかの不調』を感じた経験
はじめに、食品で腸活をしたことがある男女にうかがいました。



「食品による腸活を行っていて、おなかの不調を感じたこと」について尋ねたところ、『とてもある(8.9%)』『ややある(26.0%)』『あまりない(44.1%)』『まったくない(21.1%)』と続きました。

約3割の方が『とてもある』『ややある』と回答しており、腸活食品が原因で不調を感じている方が一定数いることが明らかとなりました。
一方で『あまりない』『まったくない』と答えた方が約7割を占めています。
このことから、腸活を実践しているものの、過敏性腸症候群(IBS)の兆候に気づいていない方もいる可能性があります。

食品による腸活でお腹に不調を感じたことが『とてもある』『ややある』と回答した方に、具体的にどのような不調が現れたのかについてうかがいました。



「食品による腸活を行っていて、どのようなおなかの不調を感じたか」について尋ねたところ、以下のような結果になりました。

??男性
『下痢(63.1%)』
『便秘(33.3%)』
『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)(28.8%)』

??女性
『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)(56.4%)』
『下痢(51.5%)』
『便秘(40.6%)』

男女で不調の傾向に違いが見られました。
男性では『下痢』が約6割と最も高く、次いで『便秘』『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)』が続きました。特に『下痢』の割合が高いことから、男性は腸の過敏反応や消化不良に敏感な傾向があり、腸活食品が消化機能に強い影響を与える可能性があります。

一方、女性では『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)』が最も高く、次に『下痢』『便秘』が続きました。女性は腹部膨満感が過半数を超えており、腸内フローラやホルモンの影響を受けやすい特性が関係していることがうかがえます。また、便秘や下痢も高い割合を占めており、腸内環境が不安定な女性が多くいることが分かりました。

腸活商品による不調の傾向は男女で異なるようですが、次にこれらの不調に対してどのような対処を行ったのかについて、腸活で不調を感じた方にうかがいました。



「食品による腸活でおなかの不調を感じた際、どのような対処を行ったか」について尋ねたところ、『市販の薬(下剤・整腸剤等)を飲んだ(34.9%)』が最も多く、『食事内容を見直した(摂取量を減らした等)(32.6%)』『何も対処しなかった(26.4%)』と続きました。

不調の対処法として、最も多かったのは『市販の薬(下剤・整腸剤等)を飲んだ』という回答で、薬による即効的な解決法を選ぶ方が多いことが明らかとなりました。薬での対処は一時的に不調を緩和するかもしれませんが、根本的な原因を見過ごし、腸内の不調が続いてしまうリスクもあります。次いで、『食事内容を見直した(摂取量を減らした等)』という回答が約3割を占め、食生活の改善を試みる方が多いことがうかがえます。一方、『何も対処しなかった』と回答した方も約3割を占めており、腸内の不調に対して適切な対策が取られていないことが明らかとなりました。このことから、過敏性腸症候群(IBS)の兆候に気づかず、改善策を行っていない方が一定数いる可能性があります。

FODMAPとは?腸活食品は選ばれているのに“正しい知識”が広まっていない現状
腸活に対する対処法が明らかになったところで、実際、腸活にどのような食品を取り入れているのでしょうか。



「腸活対策としてどういった食品を取り入れたか」について尋ねたところ、以下のような結果になりました。

??男性
『乳製品(ヨーグルト等)(87.9%)』
『豆類(納豆、豆乳、豆腐、味噌等)(69.3%)』
『発酵食品(キムチ、漬物、味噌等)(52.9%)』

??女性
『乳製品(ヨーグルト等)(84.8%)』
『豆類(納豆、豆乳、豆腐、味噌等)(71.2%)』
『発酵食品(キムチ、漬物、味噌等)(66.9%)』

腸活対策として、男女ともに「乳製品」を最も多く取り入れており、腸に良い影響を与えるとされるヨーグルトなどが人気であることが明らかとなりました。また、「豆類」や「発酵食品」も多く取り入れられており、これらは腸内環境を整える効果が期待されます。特に女性は「発酵食品」を多く選んでおり、腸の健康に対する意識が高いことがうかがえます。

次に、お腹の不調がどの程度生活の質(QOL)に影響を与えると感じているのでしょうか。



「おなかの不調によって、どのくらいQOL(生活の質)が下がると思うか」について尋ねたところ、『とても下がる(35.5%)』『やや下がる(47.4%)』『あまり下がらない(14.8%)』『まったく下がらない(2.3%)』と続きました。

約8割の方が『とても下がる』『やや下がる』と回答しており、腸内の不調が日常生活に大きな影響を与えていることが明らかとなりました。腸の健康がQOLに直結していることを示しており、腸活の重要性が改めて浮き彫りになりました。一方で、『あまり下がらない』『まったく下がらない』と答えた方は少数派であり、腸内の不調が生活に与える影響の認識は広がっていると考えられます。

腸内の不調が生活に与える影響に対する認識が広がる中で、次に、腸活を行っている男女と消化器内科医の両方に対して、FODMAP(フォドマップ)という言葉や概念の理解度についてうかがいました。



「FODMAP(フォドマップ)という言葉や概念」について尋ねたところ、以下のような結果となりました。

??消化器内科医
『内容までよく知っている(78.6%)』
『聞いたことはあるが、内容はわからない(18.9%)』
『聞いたことはない(2.5%)』

??食品で腸活をしたことがある男女
『聞いたことはない(78.3%)』
『聞いたことはあるが、内容はわからない(16.3%)』
『内容までよく知っている(5.4%)』

FODMAPについて、消化器内科医の約8割が内容をよく知っている一方、食品で腸活をしたことがある男女では約8割が『聞いたことがない』と回答しました。
消化器内科医は腸内の不調に対する重要な概念として認識していますが、一般の方々にはまだ広く知られていないことがうかがえます。このギャップは、腸活対策としての食材に関心が集まる中で、FODMAPに関する理解が十分に浸透していない状況が浮き彫りとなりました。

医師も注目する、過敏性腸症候群(IBS)対策の「低FODMAP食」とは
FODMAPに対する認知度の違いが明らかになったところで、過敏性腸症候群(IBS)の原因について、消化器内科医の方にうかがいました。



「過敏性腸症候群(IBS)の症状はどのような原因によって引き起こされると考えるか」について尋ねたところ、『高FODMAP食品の摂取(食物繊維等、発酵性糖質の不適合・過剰摂取)(55.5%)』が最も多く、『強いストレス(54.6%)』『自律神経の乱れ(38.3%)』と続きました。

過敏性腸症候群(IBS)の原因として、過半数の医師が『高FODMAP食品の摂取』を挙げており、FODMAPの過剰摂取が腸内環境に悪影響を与え、IBS症状を引き起こす要因となることが示されました。また、ストレスや自律神経の乱れも原因として挙げられており、これらが複合的に作用することでIBSを引き起こす可能性が高いと考えられます。

続いて、IBS患者に対する食事指導において、FODMAPの概念がどの程度意識されているのかについて尋ねました。

「過敏性腸症候群(IBS)の可能性のある患者の食事指導をする際、FODMAP(小腸で消化・吸収されにくい糖質を含む食材)の概念を意識していますか」について尋ねたところ、『とても意識している(42.5%)』『やや意識している(51.1%)』『あまり意識していない(5.2%)』『まったく意識していない(1.2%)』と続きました。

IBS患者への食事指導において、約9割の医師がFODMAP食の重要性を認識していることが明らかとなりました。しかし、ごく少数の医師がFODMAPの概念を意識していないことも示されており、FODMAPの認識は確実に広まりつつありますが、依然として認知度に差があることがうかがえます。

FODMAP食の認識が広がっていることが明らかとなりましたが、過敏性腸症候群(IBS)の方が低FODMAPを意識することにより、どのような変化が期待できるのでしょうか。



「過敏性腸症候群(IBS)の方が低FODMAPを意識することにより、どのような変化が期待できるか」について尋ねたところ、『おなかの調子を穏やかに保ち、健やかな状態を目指せる(58.5%)』が最も多く、『過敏性腸症候群(IBS)の症状による不快感を減らす(47.7%)』『食後のガスや膨満感といった違和感を軽減できる(39.3%)』と続きました。

IBS患者に対して低FODMAP食を意識することで、約6割が『おなかの調子を穏やかに保ち、健やかな状態を目指せる』と回答し、低FODMAP食がIBS症状の改善に繋がる可能性が示されました。さらに、IBSによる不快感の軽減や食後のガス、膨満感の改善が期待されており、低FODMAP食が患者の生活の質を向上する可能性が高いことが明らかとなりました。

次に過敏性腸症候群(IBS)に悩む方へ低FODMAPの商品をどのくらい勧めたいと思うかについて、うかがいました。

「過敏性腸症候群(IBS)に悩む方へ低FODMAPの商品をどのくらい勧めたいと思うか」について尋ねたところ、『とても勧めたい(47.2%)』『やや勧めたい(47.2%)』『あまり勧めたくない(3.9%)』『まったく勧めたくない(1.7%)』と続きました。

約9割が『とても勧めたい』『やや勧めたい』と回答しており、低FODMAP商品がIBS管理において有効である可能性があると認識されているようです。この結果は、IBS患者に対する低FODMAP食の有効性が広く認識されており、医師たちがその効果に期待を寄せていることが示されました。

まとめ:腸活実践者の現状と、低FODMAP食の重要性
今回の調査で、食品で腸活をした約3割の方が腸活食品に関連したお腹の不調を感じており、腸活食品が必ずしも全ての方にとって効果的でないことが明らかになりました。

また、腸活を行った結果、約3割が市販の薬を使用するなどして対処し、食事内容の見直しを行う方も多く見られました。しかし、一部の方々は特に対策を取らないままでいることが明らかとなり、適切に対処しきれていないことが浮き彫りとなりました。過敏性腸症候群(IBS)などの症状に無自覚である可能性もうかがえます。

腸活食品として、乳製品(ヨーグルト等)は男女共に高い割合で取り入れられており、腸内環境に良い影響を与えると認識されていることが明らかとなりました。
しかし、腸活の実践者の間でFODMAPという概念が広く理解されていない現状が浮き彫りとなりました。消化器内科医による調査では、高FODMAP食品の摂取が過敏性腸症候群(IBS)を引き起こす要因の一つであると考えていることが明らかになりました。医師たちは低FODMAP食の重要性を認識していますが、腸活を行う一般の実践者にはまだ十分に浸透していないようです。

また、約9割の消化器内科医が過敏性腸症候群(IBS)に悩む方々に対して、「低FODMAP商品を勧めたい」と回答しており、低FODMAP商品の有効性が広く認識されているようです。

腸内トラブルが生活の質に与える影響は大きく、腸内環境を整えることが健康維持にとって重要であるといえるでしょう。腸活食品や低FODMAP食を取り入れることは、腸内環境の改善を目指すための有効な手段であり、今後さらに注目されることが予想されます。しかし、無自覚にIBSを抱えている場合や不適切な食品選択による逆効果を避けるためには、腸活に関する正しい知識と選択が必要です。

低FODMAP食で腸活するなら「マイ・フローラ フリー」



今回、「腸活している人のおなかトラブルの実態と医師が注目する“低FODMAP食”の重要性」に関する調査を実施した野村乳業株式会社https://www.nomura-milk.co.jp/)は、「マイ・フローラ フリー」を提供しています。「マイ・フローラ フリー」はデリケートなおなかにやさしい「FODMAP Friendly認証」を日本で初めて乳酸菌飲料カテゴリーにおいて取得しました。

■FODMAP食品とは



FODMAP(Fermentable Oligosaccharides, Disaccharides, Monosaccharides, and Polyols)とは、発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール類の総称で、小腸で消化・吸収されにくい糖質を指します。これらは腸内で発酵し、ガスを発生させるため、腸が敏感な方には膨満感や腹部不快感、便秘や下痢などの症状を引き起こすことがあります。特に過敏性腸症候群(IBS)の原因となることが多いため、これらの食材を避けることが腸内環境を整えるためには重要です。

「マイ・フローラ フリー」は、このFODMAPに配慮した低FODMAP食品を使用しており、おなかにやさしい飲料として、腸の健康をサポートします。特に、FODMAPに敏感な方や、腸活を意識している方に適した選択肢です。

■「マイ・フローラフリー」3つの特徴
原料にお米を採用し、乳糖をほとんど含まないため、乳糖不耐症の方や牛乳が苦手な方にも配慮されています。

・特定の糖質(FODMAP) をカットし、デリケートなおなかにもやさしい設計。日常の「腸活」でありがちな“おなかのゴロゴロ/張り/違和感”を起こしにくい飲料です。

・1杯100mlあたり、生きた植物乳酸菌(Lactiplantibacillus plantarum 299V株)を10 億個以上配合。国内でこの菌株を使用できるのは野村乳業のみであり、腸内にしっかり届く高い機能性が期待できます。

・砂糖不使用かつすっきりした味わいで、普段の飲料としても取り入れやすく、継続しやすい点が支持されています。

マイ・フローラ フリーを通じて、便通改善や腸内フローラの安定といった腸の健康維持をサポートし、「おなかから始まる健やかな毎日」を提供したいと考えています。これにより、腸活を続ける方々が無理なく、自分に合ったペースで腸内環境を整えられる選択肢を広げています。


■お問い合わせ
・野村乳業株式会社:https://www.nomura-milk.co.jp/
・お問い合わせURL:https://www.nomura-milk.co.jp/contact/
・お問い合わせTEL:0800-111-1192

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