森ビル(港区六本木)は9月12日・13日、アークヒルズ内のアーク・カラヤン広場(港区赤坂1)を中心に「アークヒルズ秋まつり2008」を開催する。
同イベントは毎年9月に開催されているもので、今年で22回目。期間中、神楽など伝統芸能などのステージパフォーマンスが行われるほか、アークヒルズ内に店舗を構える各店のオリジナル屋台や縁日コーナーを設ける。「伝統的なものと都会的なものを融合させたイベントとして企画している」と同社広報担当者。
ステージでは、福岡県豊前市の清水八幡神社に伝わる矢幡家の神楽を伝承した「黒土神楽」のパフォーマンスが行われ、太鼓や横笛の音の中、出雲神話を題材にした舞が演じられる。そのほか、東京音頭や六本木音頭などの奉納踊りや、子どもたちが山車を引いてアークヒルズの外周道路を回る「子ども山車」など、伝統的な祭りが繰り広げられる。
屋台では、アークヒルズ内の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」のほか「オーバカナル」「トゥーランドット游仙境」「ダイナー満天星」などが、都会的なオリジナルの屋台を出店。今秋新たにアークヒルズ内にオープンする「エム カフェ ド チャヤ」と「麻布とさか」の屋台も加わる。
昨年は、3日間で約3万人が来場。今年は2日間で1万2,000人~2万人の動員を見込む。「都会の中で、昔懐かしいお祭りを楽しんでいただきたい」(同社広報担当者)。
開催時間は11時~20時。入場無料。