赤坂に11月17日、韓国料理店「とんきんぐ」(港区赤坂3、TEL03-3568-4343)がオープンした。経営は巨山(新宿区)。
店舗面積17坪で、席数は32席。家庭的な韓国料理をはじめ、自社工場で手づくりした餅や「ホットク」などをメーンに提供する同店。「小さい店だが、韓国のいろいろな味を楽しめる場所」と店長のウォン・ウンギョンさん。
ホットクは、韓国で冬の屋台などで売られる伝統的なおやつ。小麦粉やもち粉を混ぜた生地を油で焼いたパンケーキのようなもので、味は「はちみつ」「あんこ」「チーズ」(以上250円)、「キムチチーズ」(300円)の4種類を用意する。「赤坂で食べることができるのは、ここだけ。お客さんからも、新大久保に行かなくても食べられるのがうれしいとの声を頂く」(ウォンさん)。あんこやきなこなど豊富な種類をそろえる餅「もち」は、新大久保の自社工場で作ったものを毎朝運んでいるという。そのほか、韓国名物の「キンパ(のり巻き)」(700円)、「トッポギ」(300円)などをテークアウトすることもできる。
店内では、「生サムギョプサル」(1,200円)をはじめ、「キムチ丸ごとサバ煮」(1,500円)、「ブデチゲ」(小=2,500円、大=3,800円)などを用意。韓国の定番お弁当メニューを詰め込んだ「思い出弁当」(980円)も。
「仕事帰りにもフラッと立ち寄ってもらえれば。寒くなってきたので、そろそろ韓国おでんの販売を予定している」とウォンさん。
営業時間は11時~翌5時(土曜・日曜・祝日は24時まで)。