赤坂まちづくり代表会議(港区赤坂4)は10月1日、ジャズフェスティバル「Swing赤坂 2010」を開催した。
赤坂の企業や商店街、神社などと連携して、赤坂の街をジャズ一色に染め上げようという試みで、今年で2回目の開催。有料イベントも用意した昨年と違い、今年はすべてのライブが無料で観覧できようになったほか、飲食エリアである縁日会場を充実させ、多くの人々が自由に参加できるフェスティバルとなった。
出演ミュージシャンは、「MALTA JAZZ QUARTET」や「丸山繁雄」、「鈴木聖美」といったジャズミュージシャンだけでなく、ベリーダンサーの「Yildiz&Faridot」やハワイアンバンドの「ザ・バーズ」、公募によって集まった路上ミュージシャンなど幅広いジャンルに渡った。
赤坂まちづくり代表会議実行委員長の土橋武雄さんはこの変化について、「ジャズのイベントということにこだわらず『食と音楽』によるまちおこしを目指した。ジャズはどの年代にも伝わるキーワード。そのジャズを入り口としつつも、さまざまなジャンルの音楽が混在するイベントにし、赤坂の街を活気づけたかった」と話す。今後の予定としては、「最低5年は継続させフェスティバルを定着させたい。最終的には神社や商店街のお祭りとも連携し『赤坂ウィーク』という街全体で作り上げるイベントを目指したい」とも。