赤坂のサントリーホール（港区赤坂1）は7月29日～31日、米のカーネギーホールと提携したプログラム「カーネギーキッズ」を開催する。

　「ENJOY！ MUSIC プログラム」と題し、未来を担う子どもたちや若いプロフェッショナルの音楽家たちに向けたプログラムを実施している同ホール。その一環で、全米だけでも年間11万5千人が参加する大規模な音楽教育プログラムを展開するカーネギーホールと提携し、3～6歳児を対象にした「カーネギーキッズ at サントリーホール」を展開する。

　今回のテーマは「作曲家のひらめき」。子どもたちの想像力をかきたてるクラシック作品を取り上げ、進行役の吉岡愛理さんが音楽の豊かさを伝える。演奏するのは、カーネギーホールの研修プログラムThe Academyを修了し、世界中で活躍をはじめている若手奏者たち。「聴いて、感じて、身体で表現する」60分のプログラムを用意する。

　「音楽が好きなお子さんはもちろん、今までなかなか生の音楽に触れる機会のなかったお子さんにも楽しめる内容になっている。子どもに本物の音楽体験をさせてあげたいという親御さんにぜひおすすめしたい」と同ホール企画制作部の長谷川亜樹さん。

　1日2回の公演は11時～12時、14時～15時。料金は、子ども（3～6歳）＝1,000円、保護者（同伴1名のみ）2,000円。