赤坂・虎屋で「和菓子の歴史展」-本物のお菓子とともに紹介

和菓子の歴史を本物のお菓子とともに紹介。写真は「唐菓子」(再現)。

和菓子の歴史を本物のお菓子とともに紹介。写真は「唐菓子」(再現)。

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 虎屋ギャラリー(港区赤坂4、TEL 03-3408-4128)で7月23日、夏の特別企画「和菓子の歴史展」が始まる。

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 古代から現在に至る和菓子の歴史を本物のお菓子とともに紹介する同企画。飛鳥~平安時代に遣唐使などが日本に伝えた「唐菓子」や、戦国~江戸時代初期にポルトガル・スペイン人がもたらした「南蛮菓子」を紹介する。ほかにも、江戸時代に和歌山の殿様が特別に作らせた大形の干菓子や、宮中で幸運な年回りを祝う行事に用意された「百味菓子」(百種類の菓子の意)など、豪華な菓子の展示も行う。

 今回の開催期間は例年の2倍に延長し、期間中1万人の来場客を見込む同展。

 「夏休みなので親子で足を運んでもらえれば。クイズラリーや学習会など、小中学生やその保護者の方々にも楽しんでいただける企画も用意している」と担当者。江戸時代の元禄期に描かれた「御菓子之畫圖(おかしのえず)」に見られる道明寺製「『薄氷(うすらい)」』を期間限定で販売するほか、毎週月曜10時30分からは展示品の解説も行う。

 開催時間は10時~17時30分。入場無料。9月20日まで(会期中無休)。8月21日、9月12日には講演会「和菓子のあゆみ」も行う。

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