赤坂レッドシアター(港区赤坂3)で7月14日から、舞台「昭和85年」公演が始まる。主催は劇団「TEAM JAPAN SPEC.」。
経済という観点からみた第二次世界大戦が舞台の同作品。「戦後65年となる節目の年。『あの戦争は一体何だったのか』『今とどうつながっているのか』を考えるきっかけになる作品だと思う」と同劇団を主宰する不破大志さん。「あくまでもわたしたちはお芝居屋さん。テーマが戦争であっても、学校の授業のようにはしたくない。お客さまが見て面白いものでなくてはいけない」とも。
5日間の公演で1,200人の動員を見込む。「わたし私たちの信念は『小劇場で最高のおもてなしと感動を』。夏場のクーラーで冷える方にはブランケットを用意する。『赤坂レッドシアター』は他の劇場と比べてもいすの座り心地が良いのも特徴。ただ舞台を見せるだけでは『おもてなし』にはならない」と不破さん。
今回、初舞台でヒロイン役を務める川村亜紀さんは「わたし自身、演技をしながら当時のことを勉強させてもらっている。3世代にわたって見ていただきたい作品」と意気込みをみせる。
チケット料金は前売り=3,000円、当日=3,500円。公演は7月18日まで。