インディアンジュエリーなどを取り扱う雑貨店「インデアン・クラフト」（港区赤坂7、TEL03-3586-3737）が5月17日、移転リニューアルした。

　同店は赤坂5丁目で30年間店を構えていたが、取締役である松田純栄さんの「5丁目に飲食店が多くなってきたため少し静かな場所に移りたい」と同7丁目に移転した。新店舗の広さは30坪。

　もともとは他社ブランドの製品を製造したり、企業のノベルティーを作ったりするなど卸販売をメーンに営業してきた。リニューアルに伴い、「今後は小売りにも力を入れて、店内もオープンなスペースにしていきたい」と松田さん。

　ネックレス、リング、携帯ストラップなど、トルコ石をメーンにしたインディアンジュエリーや、インディアンをモチーフにしたインテリア関連の商品を並べる。価格帯は500円のストラップから10万円のネックレスまでさまざま。

　同店は、アクセサリーなどの修理も請け負う。「普通のアクセサリー屋さんとの違いは、30年前に買った商品でも修理できること。30年の歴史のなかで紆余（うよ）曲折はあったが、決して浮気をせずインディアンジュエリー、シルバーものをメーンでやってきた。インディアンジュエリーの修理に関しては沖縄から北海道まで依頼が来る」（松田さん）。顧客のリクエストにはできるだけ応えるようにしているといい、「特殊な作家の作品や、お客が欲しい石を買い付けにも行く。昔ながらのインディアンクラフトの素朴さを店の中に残していきたい」とも。

　営業時間は10時～18時。土曜・日曜・祝日定休。