赤坂に中華レストラン・バー「桃源酒家」（港区赤坂3、TEL 03-3583-0044）がオープンして、1カ月が過ぎた。

　同店はフカヒレ料理をメーンに提供する中華レストラン。店舗面積は約35坪、座数はカウンター5席、テーブル席の計44席。ロールスクリーンを使用し個室風の席も用意し、予算に応じて料理の対応も行う。内装は中華店というイメージとは異なり、落ち着いた雰囲気で仕上げた。

　メニューは、「大フカヒレの姿醤油煮」（100グラム7,000円～）、「フカヒレ煮込み」（1人前1,000円）や「フカヒレスープ」（同800円）など。旬の珍しい野菜をそのまま食べる「健美時菜」（900円）は自家製調味料と自然塩で提供する。「その時期に最適な塩を使って調理する『大正海老と季節野菜』（2,000円）はおすすめ」と支配人の栃木秀雄さん。ランチには「フカヒレ煮込み定食」（1,500円）や「マーボードーフ定食」（1,000円）のほか、5月10日からは「こだわり冷し中華」（1,000円）もトマト麺とひすい麺の2種類で始めた。

　「偽物が出回る中で、本物のフカヒレ料理を提供している」と栃木さん。「中華は油っぽく野菜料理が少ない店が多い中、野菜を使った料理が多いのもわたしのこだわり」とも。

　営業時間は、ランチ＝11時～14時30分。ディナー＝17時～21時30分。日曜定休。