赤坂のサントリーホール(港区赤坂1)で4月20日、ミュージカル「赤毛のアン」の制作記者発表会が行われた。
同ミュージカルを主催するエステー(新宿区)は、1998年から企業活動の一環として招待制のオリジナルミュージカル公演を開催。「赤毛のアン」は8年連続で行われ、主演の島谷ひとみさんは4年連続でアン・シャーリー(赤毛のアン)役を務める。
発表会には、島谷さんをはじめ、エステーの鈴木喬社長、ミニーメイ役の井坂泉月さんが出席。同ミュージカルは、毎年オーディションで選ばれた一般市民もプロの役者と同じ舞台に立つことで「地域密着・市民参加型」を実現しているのが特徴。全国7都市でオーディションが行われ、1,147人の中から選ばれた井坂さんは「信じられなかったが、とてもうれしかった。選んでいただいた方の期待に応えられるように頑張りたい。明るく元気なミニーメイを見てほしい」と意欲をみせた。鈴木社長は「赤毛のアンは永久に続けていきたい」とあいさつした。
主演の島谷さんは、「すてきな作品に出会えて良かったと心から思っている。いつもはオンとオフを使い分けているが、毎年この時期は生活がアン一色になる。アンを演じて4年目になるが、毎回新しいお客さまに見ていただいていると思うと初心に戻る」と島谷さん。「涙ぐましい努力の結晶を感じてもらえるはず。わたし自身がいつも感動をもらっている。みんなで一体となって20代最後のステージを乗り切りたい」とも。
公演は8月15日~25日、全国8都市で開催。招待制のためチケット販売はなく、プレゼントキャンペーンを実施する。詳しくはホームページで確認できる。