自由民主党(本部=千代田区永田町1)は4月17日、自民党議員と一般参加者が一緒に社会見学を行う「みんなで行こうZE!!」ツアーを行う。
4回目となる今回のナビゲーターは新藤義孝衆議院議員が務め、「平和を考えよう!靖国神社昇殿参拝ツアー」を開催。新藤議員は、太平洋戦争中の硫黄島を舞台にした映画「硫黄島からの手紙」で主人公として描かれた栗林忠道を祖父にもつ。現在は、同党の広報本部ネットメディア局長として活動している。
当日は、新藤議員と参加者で靖国神社昇殿を参拝するほか、懇談会を予定。昨年4月に行われた同様のツアーでは、全国各地から応募が殺到し好評を得た。「もっと語り合いたい!」という参加者の声もあり、懇談の時間を大幅に増やすという。
「平和、遺骨収集などについてお話させていただきたい。硫黄島でどんなことが起きて、現在どのような状況なのかも伝えたい」と新藤議員。「遺骨収集は、まだ4割しか終わっていない。約1万3,000人の方が、ふるさとへ帰るのを待っている状況」とも。
「昇殿参拝と懇談会の後には、国や家族のために戦った英霊ゆかりの資料を展示している『遊就館』の見学もできる。これからの日本のあり方について考えたい、国会議員に自分の思いを伝えたいという方はもちろん、 興味はあるけど靖国神社に行ったことがないという方も、気軽に応募してもらえれば」と自民党広報。
応募は同党の第2ホームページ「LDPラボ」で、4月7日正午まで受け付ける。