デジタルハリウッドが15周年-赤坂BLITZの大同窓会に750人集まる

15周年を迎えたデジタルハリウッド。会場には約750人が駆け付けた。

15周年を迎えたデジタルハリウッド。会場には約750人が駆け付けた。

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 赤坂BLITZ(港区赤坂5)で2月17日、デジタルハリウッド15周年を記念した大同窓会「Digital Hollywood Reunion」が開催された。

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 デジタルハリウッドは1994年10月に開校したCG、WEBなどのクリエーター養成スクール。1995年にはデジタルハリウッドが中心となり、日本初のコンテンツクリエーター派遣会社、デジタルスケープを設立し、翌年にはコンテンツ制作会社アイ・エム・ジェイを設立。2004年には、構造改革特別区域法により、デジタルハリウッド大学を開設したことで知られている。その後も数多くのITベンチャーの起業に携わるなど、常に業界と密接につながり、これまでに約4万5千人の卒業生を輩出してきた。

 デジタルハリウッドの杉山知之学校長は「設立当初は『なぜニーズのない学校を創るんだ』と周囲からの批判もあったが、21世紀はデジタルコミュニケーションの時代になると確信していた。皆さんには初心を思い出してもらい、夢をかなえ、世界に通じるものを創っていってほしい」とあいさつ。ゲストには角川歴彦角川グループホールディングス会長兼CEO、鈴木寛文部科学副大臣も登壇。鈴木副大臣はスピーチで「デジハリの存在がなければ日本はどうなっていたのだろう。そのくらい日本のコンテンツ産業を支えている」と述べた。

 同窓会では在校生、卒業生、教員およそ750人が名刺交換などで交流。各自が「しごと募集」「クリエーター募集」などと書かれたステッカーを身に着け、ビジネスチャンスにも役立てた。参加者の一人で、デジタルハリウッド大学院の武田昌大さん(24)は「先輩方と触れ合うことができて勉強になった。将来は『農業×ウェブ』でビジネスしたいと考えている。地元秋田の地域活性化を目指したい」と話していた。

 会場には協賛企業ブースや、「どんな人がどんな人材を探しているか」を確認することができるマッチングボードなども設置するなど、活発な情報交換が行われた。

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