クリエイティブの祭典「TOKYO CREATIVE SALON 2026(TCS 2026)」のオープニングイベントが3月13日、「赤坂プリンス クラシックハウス」(千代田区紀尾井町1)で開かれた。
主催は東京クリエイティブサロン実行委員会。3月13日から10日間、赤坂、銀座、渋谷、新宿、日本橋、羽田、原宿、丸の内、六本木の都内9エリアを舞台に、ファッション、アート、デザイン、クラフトなどの企画を展開する。
赤坂エリアでは、「歴史を受け継ぎながら変化し続ける大人の社交場」をコンセプトに、「JAPAN PODCAST FES 2026」やデジタルアート作品「AKASAKA Motion Heritage」、参加型企画「サイレント謎解き」などを催す。
今年のテーマは「FUTURE VINTAGE(フューチャー・ヴィンテージ) 過去の記憶を未来へ継ぐ、新たな創造」。都市に積み重なった文化や歴史を見つめ直し、現在の視点やテクノロジーと掛け合わせながら、新たな表現を生み出すことを掲げる。
当日は、東京クリエイティブサロン実行委員会会長の大西洋さん、統括ディレクターの杉山央さんが登壇し、ゲストとして俳優の本田翼さんを招いた。東京都知事の小池百合子さんはビデオメッセージを寄せた。
大西さんは「東京の個性をどうつくっていくかが大きな街づくりのポイントになる。アートやデザイン、ファッション、クラフトといったソフトを発信し、東京らしい価値を提案していきたい」と話した。
杉山さんは「過去は懐かしむだけのものではなく、新しいものを生み出すための創造の素材でもある。各エリアがそれぞれの歴史をひもときながら、東京という一つの都市を形づくっていく取り組みにも意味がある」とコメントした。
小池知事は「各エリアの個性を生かし、都市全体で発信していくことが重要。東京がファッションとクリエイティブの拠点として、世界に存在感を示していくことを期待している」と述べた。
本田さんは「ヴィンテージがあるからフューチャーがあり、またそれが次のヴィンテージになっていく循環なのだと理解できた。(東京について)もっとこうだったらいいなということをどんどん実現していく印象がある」と話した。
イベントは3月22日まで。入場無料。開催時間は企画により異なる。