「赤坂芸術祭2025」が現在、「赤坂サカス広場」(港区赤坂5)で行われている。主催は「銀座舞台芸術祭」。
昨年に続き、2年連続の開催となる同イベント。赤坂サカスに「紫テント」を設置し、演劇や寄席、コント、一人芝居、弾き語りなど、さまざまな催しを繰り広げている。10月5日~16日は押田岳さんらの出演による演劇、18日は春風亭昇也さんによる落語などを披露。演劇・落語ファンや近隣のオフィスワーカーらが会場を埋め、連日、盛り上がりを見せた。
20日~26日は日替わり公演を行う。劇団おぼんろ主宰の末原拓馬さんによる独り芝居のほか、「朗読劇版 稲川会談」「赤坂オルタナティヴカブキ」、音楽劇「ももたろう」、「リチャード三世」などをラインアップする。
実行委員長の石本千明さんは「今回初めて寄席を開いたが、大いに盛り上がりを見せた。赤坂の街が盛り上がってほしい思いもあり、来場者には地元飲食店も紹介している。訪れた人はぜひ街を回遊して、赤坂で食事を楽しんでいただければ。20日以降は次世代を担う中堅団体らが出演するので、ぜひ楽しみに足を運んでほしい」と話す。
料金は公演によって異なる。今月26日まで。