赤坂ACTシアターで「ファニー・ガール」-主演は元宝塚歌劇団の春野寿美礼さん

本番前最後の通しげいこを行った出演者ら。

本番前最後の通しげいこを行った出演者ら。

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 赤坂ACTシアター(港区赤坂5)で1月8日、ブロードウェー・ミュージカル「ファニー・ガール」が初日を迎える。

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 「ファニー・ガール」は1910年~30年代、ボードビルで活躍した伝説のコメディエンヌ、ファニー・ブライスの、苦難があっても明るく前向きに生きた半生を描いた作品。1964年にブロードウェーで初演されると大ヒットし、1968年にはハリウッドで映画化され、アカデミー賞を受賞した。初演から46年が経ち、日本版「ファニー・ガール」が公演されることになった。

 開幕に先立ち、7日には本番前最後の通しげいこが行われ、主演のファニー・ブライスを演じる春野寿美礼さんをはじめ、エディ・ライアン役の橋本じゅんさん、ブライス夫人役の剣幸さん、ニック・アーンスタイン役の綱島郷太郎さん、上演台本・演出を務めた正塚晴彦さんが記者会見に臨んだ。

 元宝塚歌劇団で男役トップスターを務めた春野さんは、宝塚退団後は女優へと転身し、ミュージカル主演は「マグリット」に続く2作目。「今回は、自分の感性を大切にしている。人とのコミュニケーションを楽しみながら舞台に立っている」と春野さん。ファニーの親友役を務める橋本さんは「気を抜くと見ほれてしまうほど、女優さんたちは皆さんきれい。春野さんは本物のファニーかと思うくらい役にハマっている」、ファニーの母親役を務める剣さんは「おおらかさ、強さを持っているところがファニーとそっくり。辛いことを隠しながらも見せる笑顔に魅力がある」と春野さんを評した。ファニーがあこがれる男性を演じる綱島さんは「ミュージカルって、こんなに面白いんだと改めて思えた作品。特にファニーを口説き落とすシーンが一番好き」と見所を披露した。

 料金はS席=1万1,500 円、 A席=8,000円。公演は1月17日まで(12日を除く)。開演時間は日によって変わるので要確認。

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