紅茶などを専門に扱う花水木コーポレーション(茨城県つくば市)は7月14日、赤坂東急プラザに紅茶専門店「マリナ・ド・ブルボン赤坂店」(千代田区永田町2、TEL 03-3500-1118)をオープンした。
マリナ・ド・ブルボンは、元々フランスでアパレルなどを中心に扱うブティック。フランスのルイ14世などを輩出したブルボン家の末裔(まつえい)、プリンセス・マリナ・ド・ブルボン- パルメが手がけるブティックとしてフランスで注目されている。日本では、現在ハーブティーなどを中心とした紅茶専門店として展開を行っている。
これまで、日本の「マリナ・ド・ブルボン」は運営会社が何度か変更されてきたが、昨年3月からは同社が運営を行う。赤坂店は日本6店目、都内では4店舗目で、同社が運営を始めてからは初の出店。都内で唯一フルアイテムを扱う。赤坂周辺の大使館や外資系企業に勤める外国人やビジネスマン、OLをターゲットとして狙う。
同店では、香りの文化が色濃いフランスのイメージから、フレーバードティーやハーブティーなど香りに特化した紅茶を提供する。ベーシックなアールグレイからカモミールなどのハーブティーや、ドライフルーツを使用したフルーツティーなど幅広く網羅する。
店舗面積は約23坪。季節限定のものを含め、100種類以上の紅茶を用意する。店内には、客席2席を用意するほか個室も用意、試飲しながら紅茶をゆっくり選べるような環境を整える。「種類も多いので、香りや彩りを楽しみながら、ゆっくり選んでいただきたい」(同社)。
店舗ごとに、その街のイメージに合わせたオリジナルブレンドの紅茶を提供する同ブランド。赤坂店のオリジナルブレンド「AKASAKA」はスタイリッシュな街のイメージから、ベリーとシトラスフルーツの香りがブレンドされた甘い香りが特徴的なフレーバードティー。これから迎える夏には洋梨とマスカットが使用された夏季限定の「Ciel d'Azur」のアイスティーが「お薦め」(同店)だという。
価格は、「AKASAKA」(40グラム)=1,260円、「Ciel d'Azur」(40グラム)=1,260円、同店のベーシックなフルーツティーとしては「ABRICOT PECHE」(50グラム)=682円。通常のメニューは、50グラムと100グラムの量り売り。「AKASAKA」や「Ciel d'Azur」は本の形状をしたオリジナルの「ブック缶」での販売も行っている。
営業時間は11時~20時。
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