「ザ・キャピトルホテル東急」(千代田区永田町2)内にあるラウンジ「ORIGAMI(オリガミ)」(TEL 03-3503-0872)が11月1日、クリスマスケーキの予約販売を始める。
例年趣向を凝らしたクリスマスケーキ販売する同店。今年は「Christmas Glow きらめく聖夜」をテーマに新作3種を加えた5種類を展開する。
「パネトーネ」(5,400円)は新作で、同ホテルシェフパティシエの安里哲也さんが長年の思いを実現させ、創意工夫を重ねて完成させたという、クリスマスを祝福するイタリアの伝統菓子。11月17日から店頭販売限定で用意する。大きさは、直径15センチ×高さ約20センチ。欧州産の小麦粉とイタリア産の酵母を使い、オレンジやレーズンなどを入れた生地の状態を見極めながら複数回発酵させ焼き上げて仕上げる。
安里シェフは「納得の味になかなかならなかったため、何度も試行錯誤を重ね、やっと理想としていた味に仕上がった」と話す。
新作「チーズケーキ」の大きさは直径15センチのラウンド型。土台のクッキー生地にフロマージュブラン、マスカルポーネ、クリームチーズを使ったムースやマンダリンの果肉入りゼリーを重ね、雪の平原を優雅に走りゆくソリをイメージしたチョコレート製の飾りを添えて仕上げる。
「ブッシュ・ド・ノエル」(以上7,560円)も新作で、樹木の切り株をイメージしたマロンケーキ。大きさは長さ23センチ×高さ7センチ。米粉と栗粉を使ったスポンジ生地を巻き上げ、表面をマロンクリームで覆う。サイドには木目模様のチョコレートを、上にはバニラとブロンドチョコレートのクリームを使ったキノコやフランス産マロンコンポートをイガ栗に見立てて飾り仕上げる。
このほか、今年から3サイズを展開するショートケーキの「ノエルシャンティ」(5,940円~)、12月1日から受け渡しを行う「シュトーレン」(4,752円)もそろえる。
安里さんは「パネトーネは、ふわふわとした軽い食感で大きめにカットして紅茶と合わせて召し上がっていただくのがお勧め。日持ちもするので、毎日少しずつカットしながら変化していく味わいを楽しむのも醍醐味(だいごみ)」と話す。
予約受け付けは12月19日まで、ウェブのみで受け付ける。