エスプラナード赤坂通りの、ホテル、ギャラリー、カフェから成る複合施設「TOKYO LITTLE HOUSE」(港区赤坂3)が9月12日、リニューアルオープンした。
「TOKYO LITTLE HOUSE」店内(提供=TOKYO LITTLE HOUSE)
築70年の民家を改装し1階にギャラリーとカフェ、2階に1室だけのホテルを併設する複合施設として2018(平成30)年2月9日にオープン。1階の改修工事に伴い今年の春から一時休業していたが、事務所だった部分を整理して客席と展示スペースを増やし、リニューアルした。
同施設を経営する深澤晃平さんの祖母が以前住んでいた建物を活用する。今回のリニューアルでは、内装デザインを深澤さんの妻の杉浦貴美子さんが、DIYによる仕上げを友人のサム・ホールデンさんが、それぞれ担当。建具や家具などは、以前使われていたものを再利用する。カフェの席数は、カウンター9席、テーブル6席。
ギャラリーでは、東京の歴史をテーマにした展示を実施。現在は、同施設で所蔵する戦後まもない時期の地図や雑誌などを展示している。
カフェでは、定番のハンドリップでいれる「コーヒー」(650円~)や「カフェオレ」(750円~)、「抹茶オレ」(800円~)、「ジンジャーコーディアルソーダ」(700円)、クラフトビール「東京ブルース」(1,000円)などのドリンクを用意。フードは日替わりの「自家製スコーン」(400円~)や「あんバタートースト」(750円)、阿佐ヶ谷の「プティ ラヴァン」の焼き菓子もそろえる。リニューアルを機に提供を始めたという自家製の「ピザトースト」(900円)や「モーニングセット」(1,000円)も用意する。
営業時間は10時~17時。土曜・祝日定休。