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とらやがフランス産の果実を使った新作ようかん「ミラベルのめぐみ」

新作の「特製羊羹(ようかん)『ミラベルのめぐみ』」

新作の「特製羊羹(ようかん)『ミラベルのめぐみ』」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が8月18日、フランス産の果実「ミラベル」を使ったようかんの販売を始める。

「ミラベル」の実をやわらかな色合いで具象的に描いたパッケージ

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 ミラベルはフランス北東部のロレーヌ地方の名産品で、「優しい甘みと爽やかな香りが特徴の果物」だという。「ロレーヌの宝石」とも呼ばれており、採れたてをそのまま味わうほか、タルトやコンフィチュールとしても使われている。

 期間限定で販売する新作「特製羊羹(ようかん)『ミラベルのめぐみ』」(2,376円)は、西洋スモモの一種で、フランスで夏の終わりから秋にかけての短い期間に収穫されるミラベルを使った商品。ミラベルの風味を生かした琥珀(こはく)かんに白練のようかんを重ね合わせる。パッケージのデザインは、日本では珍しい果実に親しみを抱いてもらえるよう、ミラベルの実をやわらかな色合いで具象的に描いたものをあしらったという。

 とらや広報担当の龍旭佳さんは「とらやは1980(昭和55)年に『和菓子を通して日本文化を伝えたい』という思いでパリへ出店した。パリ店では、現地の方になじみのある果物などを使った新たな菓子を作ってきた。日本でもその経験を生かし、さまざまな素材との相性を見極め、おいしい菓子作りを追求する中でフランス名産の『ミラベル』に出合い考案した」と話す。

 龍さんは「ミラベルの豊かな香りとほのかな酸味、それらと白あんとの調和が楽しめる。暑さが残る時期には、冷やして食べるのがお勧め。秋の気配を感じながら、お楽しみいただければ」と話す。

 9月3日まで(準備数に達し次第終了)。

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