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アークヒルズにパティスリー新店 季節のフルーツ使ったパフェや生菓子も

「桃のショートケーキ」

「桃のショートケーキ」

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 アークヒルズ(港区赤坂1)2階に7月3日、「Patisserie I griega(パティスリー イグリエガ)」(TEL 03-5544-9191)がオープンした。経営は玄元(港区)

「桃のパフェ」

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 同施設のスペイン料理店「Dos Escenas(ドス エセナス)」内にオープンした同店。店内の店舗面積は約35平方メートル。席数は店内30席、テラス32席。六本木ヒルズの「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の立ち上げメンバーの一人で、パティスリー部門で責任者の経験を持つパティシエの吉田順子さんが手がける店としてオープンした。

 同店でシェフパティシエを務める吉田さんは「昨年まで運営していた『スプラウトカフェ さくら坂』がアークヒルズからほど近い場所にあり、閉店を惜しむ声を多く届いていた。カフェに通ってくださった近隣の常連の方も足を運びやすい場所だと考え、出店を決めた」と話す。

 同店のパフェや生菓子のメニューは、季節のフルーツを使ったラインアップを中心に提供。8月下旬までは、山梨県・勝沼の桃農家「宝桃園」や「興隆園」から直接仕入れた、「その時期に一番おいしい」という朝採りの完熟桃を使った「桃のパフェ」(2,268円)や「桃のショートケーキ」「さくらんぼとレモンのミルクレープ」(以上1,210円)などの提供を予定する。

 ほか、定番の「クレームキャラメル」(682円)、「ガレット ブルトンヌ」「フロランタン アマンド」(以上302円)、「サブレショコラ」「サブレバニーユ」(以上594円)、「サブレチュイール カカオ」(1,296円)などの焼き菓子もそろえる。

 吉田さんは「農家の方たちから季節に応じたお薦めのフルーツを教えてもらい、相性の良い素材やスパイスを組み合わせ、一つの作品を作り上げたい。フルーツの熟成度合が浅い場合には追熟を行い、糖度に応じて組み合わせる素材のレシピや比率を柔軟に変え、香り、味わい、食感など総合的なバランスを図っていく。誰もが気軽に利用でき、家族や親せきのような付き合いができる店にしていきたい」と」話す。

 営業時間は11時30分~17時。月曜・火曜定休(定休日が振替休日の場合は営業、翌日が定休日となる)。

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