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赤坂「ママノ・チョコレート」が創作菓子 コラボで和菓子の技法使い商品化

新作の創作スイーツを紹介する店主の江沢孝太朗さん

新作の創作スイーツを紹介する店主の江沢孝太朗さん

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 赤坂のチョコレート専門店「MAMANO(ママノ) CHOCOLATE」(港区赤坂3、TEL 03-6441-2744)が7月19日、福岡のスイーツブランド「カカオごと」とコラボレーションした創作スイーツの販売を始めた。

「バニラ錦玉チョコ」

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 今回用意したラインアップは2種類で、和菓子の技を使った創作菓子を販売する。店主の江沢孝太朗さんは「当店のアリバカカオやアマゾンバニラに興味を持った『カカオごと』から『和菓子の技術を使った商品をコラボで作ってみないか』という提案を受けた。和菓子技術を使った商品は歴史のある赤坂らしいと感じ、今まで当店にもない商品だと思った。加えて、アマゾン食材の原料の特徴をうまく引き出してくれていることも決め手となり、コラボ商品を作ることになった」と話す。

 「バニラ錦玉(きんぎょく)チョコ」(1,500円)は、寒天と砂糖を煮詰め冷やし固める「錦玉」という和菓子製造の技法を用いた商品。エクアドル産の「アマゾンバニラ」としょうゆを使った錦玉に「アリバカカオ」のチョコレートでコーティングして仕上げる。

 今回用意した商品のパッケージは、「涼しげな印象の袋に、夏らしい爽やかな色のリボンを合わせた」という。正面の絵柄は、「エクアドルのアマゾンの景色をステッチ風の柄にデザインした」とも。江沢さんは「カカオとバニラの香りが口いっぱいに広がり、しょうゆがその風味を引き立てている。シャリシャリとした食感や甘さ、塩味、複雑な香りが融合した創作チョコレート菓子」と紹介する。

 もう一つは「マカンボ雲平(うんぺい)」(1,400円)。「ホワイトカカオ」の別名を持つ「マカンボ」に、もち米と砂糖を合わせた「雲平」という和菓子の技法を用いて仕上げた。「パリッとした食感にミルキーナッツのような濃厚なマカンボの香りが楽しめる菓子になっている」という。

 江沢さんは「バニラ錦玉チョコは味も香りも濃厚だが、寒天を使っているのですっきりとした後味になっているので夏でもおいしく食べてもらえると思う。マカンボ雲平は、冷たい緑茶と合わせて食べていただくのがお勧め」と話す。

 営業時間は日により異なる。

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