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溜池山王の天丼専門店が10周年 看板メニューは「天ばら丼」

「日本橋 天丼 金子屋 赤坂店」店主の星野英之さん

「日本橋 天丼 金子屋 赤坂店」店主の星野英之さん

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 溜池山王の天丼専門店「日本橋 天丼 金子屋 赤坂店」(港区赤坂2、TEL 03-6277-8660)が6月25日で10周年を迎える。

「天ばら丼」を紹介するスタッフの(左)園部拓也さんと(右)宮平友衣さん

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 天丼専門店「日本橋 天丼 金子半之助」で天ぷら職人として働いた店主の星野英之さんが姉妹店としてオープンした同店。カウンター9席とテーブル15席を備えた和モダンな造りが特徴の店内では、揚げたての天ぷらをのせた天丼を提供。テイクアウトや予約制で天重の配達、仕出しなども行う店として営業する。

 ラインアップは5種類。「天ばら丼」(1,400円)は、ご飯にエビ、イカ、小柱など一口サイズの天ぷらやマイタケ、シシトウ、温泉卵の天ぷらをのせ、自家製の丼たれをかけて提供する。丼からはみ出るサイズの穴子の天ぷらを加えた「天ばら丼 上」(1,700円)も用意する。

 星野さんは「いずれのメニューも当店限定のメニューで、味変を楽しんでいただくため、一番奥手にのせるマイタケ天の下に刻んだショウガを入れている。手前から食べ進めると『そのまま』『卵をくずして』と味の変化を3回楽しめる」と話す。

 ほか、エビ2尾、季節の野菜2種類、のり、シシトウ、温泉卵の天ぷらをベースに穴子をのせた「天丼 松」(1,600円)、白身魚をのせた「天丼 竹」(1,300円)、マイタケをのせた「天丼 梅」(1,200円)も用意する。

 5種類ともそれぞれ100円の追加料金で、ご飯を大盛りにできるほか、「味噌椀(みそわん)セット」にもできる。テイクアウトは温泉卵を抜いた状態で提供する。

 テーブルには自家製の「がりごぼう」「ダイコンの漬物」を置き、箸休めとして自由に食べることができる。追加で食べたい場合は「追っかけ」として、「穴子」(580円)、「海老(えび)1尾」、「かきあげ」(以上200円)などの天ぷらメニューも用意。「生ビール」(680円)、「ハイボール」(580円)などのアルコールも用意する。

 11時~14時はランチ限定で、エビ2尾、マイタケ、のり、季節の野菜など6種類を入れた「天丼弁当」(900円)を販売する。

 星野さんは「お客さまと店のスタッフに支えられて10年を迎えることができた。感謝しかない。これからも天丼一本で勝負していきたい」と話す。

 営業時間は11時~22時(土曜・日曜・祝日は21時まで)。

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