見る・遊ぶ

とらやギャラリーで企画展「和菓子の森展」 和菓子かたどったオブジェも

「和菓子の森展」会場の様子

「和菓子の森展」会場の様子

  • 2

  •  

 企画展「和菓子の森展」が6月12日、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)地下1階の「虎屋 赤坂ギャラリー」で始まった。

和菓子のオブジェを置くコーナーの様子

[広告]

 今回は「もし和菓子の森に迷い込んだとしたら」をテーマに開催。和菓子をかたどったオブジェや切り株などを会場に置き、想像力を膨らませながらゆっくりと楽しめるようにする。

 とらや広報担当の龍旭佳さんは「当展の展示期間に夏休みが含まれるため、老若男女問わず楽しんでほしいと思い、直感的に楽しめる体験型の空間づくりをテーマに今回の展示に至った」と話す。

 ギャラリーの中心には大きな木をしつらえるほか、緑をイメージしたエリアには、桜餅、柏餅、どら焼き、三色団子などをかたどったオブジェを配置。森の中を探検するような感覚でギャラリー内を歩きながら見ることができる。

 「親子で楽しむ和菓子の本」のコーナーには、とらやが制作した、親子で会話をしながら和菓子について楽しく学べるオリジナルの本を置く。「和菓子の製造風景の動画が見られる」コーナーでは、明け方まで空に薄く残る月を表したショウガ風味の焼き菓子「残月」、水面に浮かぶ青葉の陰を金魚が泳ぐさまを表した琥珀(こはく)製の「若葉蔭(わかばかげ)」などの製造風景を動画やスライドで見ることができるようにする。

 龍さんは「和菓子のオブジェは菓子ごとに素材が異なり、精巧な作りになっている。一緒に写真を撮り、SNSでシェアするなどして楽しんでいただける。オリジナルの絵本はクイズ形式になっているので、ぜひ挑戦して和菓子に親しんでほしい」と話す。

 展示時間は9時30分~18時。7月6日、8月6日、9月6日は休館。入館無料。9月16日まで。

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース