オフィス家具や文具の製造販売などを行うプラス株式会社(港区)が運営する、日本初のBTO(Build To Order)型ファニチャーワークショップ「+PLUS(プラス・プラス)」(千代田区永田町2、TEL 03-5860-2350)で、3周年を記念した企画展示「WORK PLACE NEXT 09」が開催されている。
「+PLUS」は2006年11月にオープン以来、常にユニークな情報発信を心掛けてきた。同展では東京藝術大学・尾登教授と「+PLUS」の共同研究による未来型デスクなど、作品の一部を展示。来年に向けての新製品と、さらにその先の「次世代」製品の提案にも力を入れている。
11月20日から始まっている同展には、初日は100人以上が足を運び、平日も随時50人前後の人が展示の見学からオフィスの引越し案件の相談など、さまざまなニーズを持って訪れているという。
「当初は家具のショップとしてスタートしたが、ブランドとしての『PLUS』をよりアピールすべく、今年からは文具、電子黒板(コピーボード)の展示面積を増やし、『プラスグループの顔』として機能している」とプラス株式会社の田中延尚さんは3年間を振り返る。「昨今の経済状況の中、ビジネスに直結する話が少なくなっているのは事実だが、今回の企画コンセプトにあるように目先だけでなく、その先への提案ができるような企画展示に期待してもらえれば」とも。
開催は12月3日まで。営業時間は10時~17時。