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サントリーホールで室内楽の祭典 今年は11企画21公演

「ウェールズ弦楽四重奏団」©Satoshi Oono

「ウェールズ弦楽四重奏団」©Satoshi Oono

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 サントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570-55-0017)内の小ホール「ブルーローズ」で6月1日、室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2024」が始まる。

昨年の公演のフィナーレの様子©K. Iida | SUNTORY HALL

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 「クラシック音楽の原点ともいわれる室内楽を、もっと気軽に楽しんでほしい」と2011(平成23)年に始まった同イベント。今年も会場はステージを取り囲むように椅子を並べ、演奏者の息づかいや表情を間近に体感することができるようにする。

 今年は11企画21公演を行う。7日からは、海外から3組のカルテットが集結し日本人のゲスト奏者と共にドビュッシーの「弦楽四重奏曲」や、ショスタコーヴィチの「ピアノ五重奏曲」などを演奏する「カルテットwith...」を3公演行う。

 8日からは、「ウェールズ弦楽四重奏団」がベートーベンの弦楽四重奏曲を集中して全曲演奏する「ベートーベン・サイクル」を6公演行う。8日と15日は、サントリーホール室内楽アカデミー・フェローが日頃の研さんの成果を発表する「ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会」を開く。

 サントリーホール広報担当の伊藤雅美さんは「代表的な弦楽四重奏をはじめ、アンサンブルが織り成すハーモニーが心地いい非日常の庭を気軽に散策する感覚で楽しんでほしい」と話す

 料金は公演により異なる。6月16日まで。

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