うなぎ専門店「北白川」(千代田区永田町1)が4月15日、永田町にオープンした。
店舗面積は約202平方メートル。席数は64席。蒸さずに焼く「地焼き」の手法を取り入れた、うなぎ料理を提供する。マネジャーの大石斉寛(なりひろ)さんは「関東では一般的に蒸しの工程を入れるが、蒸さずに何度もウナギを折り曲げながら焼く」と説明する。
メニューは、「鰻(うな)重(吸い物付き)」(梅=6,380円、松=4,620円)や、タレをまぶしたご飯の上に蒲焼と錦糸卵をのせて蒸した福岡・柳川の郷土料理がベースの「せいろ蒸し」(梅=5,500円、松=3,850円)。「蒲(かば)焼御膳(吸い物付き)」(亀=6,380円、鶴=4,620円)や「蒲焼」(亀=5,720円、鶴=3,960円)も用意する。ドリンクは、ビールや日本酒などを提供する(750円~)。
大石さんは「皮目はパリッ、身はフワッとした食べ応えが特徴。焼く際に何度も折り曲げることで皮の下のゼラチン質を焼き、焦げる直前まで火を入れて骨まで柔らかく焼き切る。関東風とはひと味違う、特有の地焼きの力強いうまみとタレの香ばしい風味を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は11時30分~21時。