東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町)で3月8日、春のイベント「KIOI SPRING 2024『紀尾井・花の駅』」が始まった。今年は「江戸時代の宿駅(宿場町)をモチーフに桜を楽しむひとときを届ける」をコンセプトに開催する
施設内の飲食店では花見をテーマにした「花見弁当」を販売する。「銀座 きいち(「き」は七が3つ)」は予約制の「花見弁当」(3,500円)を1日5食限定で販売。「アンティキ・サポーリ」「スーペルバッコ」は「春の日替わりイタリアスープ」(以上880円)、「ガーブセントラル」は「淡路産牛ボロネーゼと春野菜のラザニア」(1,300 円)を用意する。
このほか、「米幸」は1日10食限定の「春野菜の牛すき焼き重弁当」(1,000円)、「野田焼売(シューマイ)店」は「お花見弁当」(800円)を、平日のランチタイムに販売する。
期間中、紀尾井テラス1階のインフォメーションでは、同施設敷地内で使える和傘を無料で貸し出す。貸出時間は14時30分~18時で、1人1時間利用することができる。紀尾井テラス1階のテラスの小道の弁慶濠側では18時~23時にライトアップを実施。毎週金曜の18時~22時の正時には、夜桜が約4分間レインボーに変化するライティングショーも予定する。
3月13日~26日は、紀尾井テラス2階のオフィスエントランス展示スペースで「千代田区の桜の『今』展」、同18日は、紀尾井タワー1階のオフィスエントランスで「KIOI CONCERT 春想の宴 II」、4月13日は、紀尾井テラス2階の紀尾井プラザで、美濃和紙を使った予約制のワークショップ「大人のパステルローズ作りワークショップ」を、それぞれ行う。
東京ガーデンテラス紀尾井町担当の中山綾希子さんは「当施設には、10種類約40本の桜が時期をずらして見頃を迎える。今年は初めて和傘レンタルを行うほか、和傘を使ったフォトスポットも設ける。写真撮影や限定の花見弁当で大人の花見を体験してほしい」と話す。
「花見駅弁」の販売日と販売期間は各店により異なる。一部のイベントは有料。予約制のイベントは定員に達し次第終了。4月21日まで。