国立国会図書館(千代田区永田町1、TEL 03-3581-2331)東京本館で10月11日、海外からゲストを招く講演会「デジタル時代の国立図書館の挑戦-オランダ国立図書館の戦略を事例として」を開く。
今回は「図書館は、デジタル革新の波をどう捉え、利用者に還元していくべきか」をテーマに、国立図書館として先進的な電子情報基盤の構築に取り組むオランダ国立図書館のリリー・クニベラー館長と戦略アドバイザーのエルスベート・クワントさんを招いた講演会を開催する。
当日の会場となる新館講堂では、デジタルリテラシーの推進、デジタルファーストを打ち出したコレクション構築、国内図書館や関連機関との協力など、オランダ国立図書館の戦略計画に基づく取り組みについて講演を行う。講演後には、千葉大学副学長の竹内比呂也さんをファシリテーターに、同館電子情報部長の大場利康さんも加わりパネルディスカッションを行う。講演とディスカッションは共に日英同時通訳が付く。
講演担当者は「デジタル時代の図書館に関心のある全ての方に参加いただきたい」と話す。
開催時間は14時~16時30分。参加無料。定員は200人。先着順。申し込みは同館ホームページから。締め切りは10月4日17時まで。