赤坂のチョコレート専門店「MAMANO CHOCOLATE(ママノ・チョコレート)」(港区赤坂3、TEL 03-6441-2744)が現在、新作ミニタブレットチョコレートを数量限定で販売している。
今回販売するミニタブレットチョコレートは3種類で、静岡県静岡市のBean to Bar チョコレート専門店「Conche(コンチェ)」に製造を依頼した。店主の江沢孝太朗さんは「コンチェは以前から知っていて、タブレットの製造技術が高く、100年後も続くおいしいチョコレートのかたちを掲げているなど、当店が重要視する価値観が同じということに共感して製造をお願いした」と話す。
「70% Arriba 2023」(450円)は、2023年産6日発酵のアリバカカオの特徴を生かしたカカオ70%のダークチョコレート。イチジク、ワイン、ナッツ、ヨーグルトなどの香りと豆の味わいが感じられる商品で、1枚11グラムのミニタブレットチョコレートに仕上げた。
「70% 野生クリオロ」(600円)は、2022年産3日発酵の希少な野生クリオロ種の特徴を生かした商品。ラベンダーとライチの香りで、「強めの渋みもある個性の強いチョコレート」だというが、「ホワイトカカオ」という豆の中身が白いカカオ豆から仕上げているため、ミルクを使っていないにもかかわらずチョコレートの色が明るい茶色になっているという。
江沢さんは「両商品とも、鹿児島県のサトウキビの粗糖を使い優しい甘みに仕上げてもらった。通常は特別なカカオの香りを生かすために特徴のないグラニュー糖を使うが、今回は野生味のあるカカオを使っていることもあり、あえて砂糖にもコクがあるようなものを選んだ。白砂糖が苦手な方が一定数来店するので、そのような方々に食べてもらえる商品を準備したいとも思った」と話す。
このほか、エクアドルのアマゾンバニラとアリバカカオで仕上げたバニラミルクチョコレートの「58%アマゾンバニラミルク」(450円)も用意する。
江沢さんは「当店が扱うエクアドル原産の材料を使った商品が先住民の生活向上と地球環境の保全に寄与するチャクラ認証を8月に取得したので、新作の3商品からパッケージに認証マークを付けた。女性の農家をモチーフにした認証マークを見て、日本の真裏にあるエクアドルアマゾンの農家のサポートや地球環境の保全につながっていることをお客さまにも感じてもらいたい」と話す。
営業時間と営業日は毎月異なる。3商品とも各200個限定。