日枝神社(千代田区永田町2)で現在、境内の藤棚が花を咲かせ始め参拝者の目を楽しませている。
多くのつぼみも確認できる日枝神社の境内に咲く藤(2023年7月12日撮影)
同神社の藤は「ノダフジ」という種類で、紫色の小花を房状にぶら下げ、長いものは25センチにもなる。最初の花が全て散った後、時期をずらしてもう一度花を咲かせることがあるという。
同神社広報担当の内田博之さんによると、昨年も7月に2回目の藤が咲いたが今年は咲くのが少し遅めだった。先週までは花を確認するのがやっとだったが、今週に入り急に咲き方が早くなってきたという。撮影当日は、藤の花を見上げスマートフォンで撮影する人の姿もあった。
内田さんは「今年の藤棚は4月中旬ごろに見頃を迎えたが、例年よりもだいぶ早く、楽しみにしていたのに見逃してしまったといた声も耳にした。今回は暑い中ではあるが再び花が咲き始めたので、4月にご覧になった方も見逃した方も、お参りの際に藤の花をご覧いただければ」と話す。
現在の開門時間は6時~17時。授与所・御朱印受け付けは8時~16時。