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「赤坂ジパング」が懐かしのメニュー提供 閉店に向け客のリクエストに応える

「海老とアボカドの男爵芋サラダ」

「海老とアボカドの男爵芋サラダ」

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 赤坂エクセルホテル東急14階にある和食ダイニング「赤坂ジパング スーパーダイニング」(千代田区永田町2、TEL 03-3580-3661)が現在、懐かしのメニューを提供している。

「生雲丹プリンコンソメゼリー掛け」

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 日本料理の老舗「なだ万」が手がける和食ダイニングの店として2000(平成12)年2月9日にオープンした同店。入居ビルとの建物賃貸借契約の終了に伴い、8月30日で閉店する。

 同店支配人の横尾正樹さんは「最終営業日が迫ってくる中、昔からの顧客の方々からさまざまな料理を『また食べてみたい』というリクエストがあった。その中でも特に声が多かった6品を選び提供することにした」と話す。

 6月5日から提供を復活させたメニューの「生雲丹(うに)プリンコンソメゼリー掛け」(3,080円)は「なだ万」の伝統料理でワインに合うメニューだという。「海老(エビ)とアボカドの男爵(だんしゃく)芋サラダ」は、低温調理したエビに合うよう仕上げた特製のオーロラーソースを使い全体の味を引き立てる。「小かき揚げ丼」(以上1,725円)は、エビとタマネギ、レンコン、大黒シメジなど日替わりのお薦め野菜を盛り込んで提供する。

 このほか、マグロとアボカドに塩昆布をあえワサビをアクセントに使った「鮪(まぐろ)とアボカドの汐昆布山葵(わさび)和え」(2,218円)、パリパリに揚げたそばの食感に合う山菜を合わせた「揚げそばと山菜のパリパリサラダ胡麻(ゴマ)ドレッシング」(1,725円)、生ビールを衣に使った「揚げ出し豆腐肉味噌(みそ)あんかけ」(1,478円)を提供する。

 横尾さんは「当店だけでなく、赤坂エクセルホテル東急にも思い入れの強いお客さまが多くいるかと思う。再開発のため、今後この場所からの景色を見ることができなくなるかもしれないので、皆さまの記憶にとどめていただければ」と話す。

 営業時間は17時~23時(土曜は16時~22時)。日曜・祝日定休。

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