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とらやが夏らしい和菓子 金魚が泳ぐ様を表現した生菓子や新作ようかんも

7月8日に発売する琥珀(こはく)製の「若葉蔭」

7月8日に発売する琥珀(こはく)製の「若葉蔭」

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 夏らしい和菓子を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が販売している。

新作の「季節の羊羹『夏の浜辺』」(画像は中形サイズ)

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 期間限定で販売する「季節の羊羹(ようかん)『夏の浜辺』」(中形=1,944円、竹皮包=3,888円)は新作で、「いつまでも心に残る美しい夏の浜辺」を3層仕立てで表現した商品。白練ようかんで浜辺を表現した層には貝殻に見立てた小豆を散らす。エメラルドグリーンの琥珀(こはく)かんで目の前に広がるすがすがしい海を、白道明寺かんで「寄せては返す波」を表現したという。

 7月8日に発売する琥珀製の「若葉蔭(わかばかげ)」(573円)は、水面に浮かぶ青葉の陰を金魚が泳ぐ様を表現した生菓子。琥珀かんを数回に分けて型に流し込み、練り切りの金魚や青葉をあしらい仕上げる。職人が一つずつ手作業で金魚の目を付けていくため、それぞれ異なる表情に仕上がるという。

 このほか、7月1日から1週間限定で販売する「天の川」(540円)も用意する。天の川の両岸に見える、「牽牛星(けんぎゅうせい)」と「織女星(しょくじょせい)」が年に一度、7月7日に出会うという七夕にちなんだ生菓子。緑の琥珀かんをベースに白の練ようかんで天の川を表現、白いゴマを星に見立てる。

 とらや広報担当の橋爪佐和さんは「暑さ厳しい時季に、涼しげな琥珀かんを使った季節の菓子を味わいながら、夏のひとときを楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。12月を除く毎月6日定休。「天の川」は7月7日まで、「季節の羊羹『夏の浜辺』」は7月下旬まで、「若葉蔭」は7月31日まで販売(いずれも準備数に達し次第終了)。

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