ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町、TEL 03-3265-1111)の中国料理「大観苑」が現在、夏季限定の冷麺を提供している。
「本格的な」上海料理を提供する店として営業し、例年夏季にさまざまな冷麺を提供する同店。今年のラインアップは5種類。「ふかひれあんかけピリ辛豆乳冷麺」(8,000円)は、フカヒレ、上海カニ、ズワイカニを入れトウバンジャンでピリ辛に仕上げたあんと、コクのある豆乳スープを合わせたメニュー。
同ホテル広報担当の有上未紗さんは「『ふかひれあんかけ豆乳冷麺』は、常に新しい味と、よりおいしいものを提供したいとの思いから毎年進化させている。ここ3年、麺は雑穀をブレンドした『Jシリアル』を練り込んだものを使ってきたが、今年は麺に黄エンドウ豆のみで作った『ゼンブヌードル』の細麺を使い、また進化させた」と話す。
「ベジパイタン スッパ冷麺」は、昨年の夏に提供を始めたメニュー。豆乳と野菜のエキスを合わせた白湯(パイタン)スープに酢を加えさっぱりと仕上げる。「パプリカの煮びたし」、ニガウリ、蒸し鶏、タイラガイ、エビなどの具材をのせて提供する
「ブラック冷やし担々麺」は、黒ゴマベースの濃厚なブラックスープに、サンショウの辛みをアクセントに使いすっきりとした味わいに仕上げる。トッピングには、炒めた牛肉やアワビ、エビ、ベルギーエシャロットなどを使う。
ほか、「自家製チャーシュー」「クラゲの冷菜」「筍(たけのこ)と椎茸(しいたけ)の湯葉巻き」など9種類の具材をのせた「五目冷麺」は、客の好みに応じて食べられるよう、しょうゆとゴマの2種類のタレを別添えで提供する。野菜だしと豆乳で仕上げたスープにピリ辛のあんと、おおぶりのエビやタイラガイをトッピングした「ピリ辛豆乳冷麺」(以上4,500円)も提供する。
有上さんは「当店では麺をゆでる時間を通常よりも長くし、氷で締めたときに適切な硬さになるようにしている。暑さ厳しいこれからの時期に、冷たく、のど越しのいい冷麺でスタミナチャージしていただきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~15時、17時~21時(土曜・日曜・祝日は11時30分~21時)。サービス料別途。8月31日まで。