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UCC、赤坂に「コーヒーアカデミー東京校」 新橋から東京本部と共に移転

「UCCグループショールーム」©「Nacasa & Partners Inc.(Satoru Umetsu)」

「UCCグループショールーム」©「Nacasa & Partners Inc.(Satoru Umetsu)」

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 コーヒー専門の教育機関「UCCコーヒーアカデミー東京校」が赤坂に移転オープンして、4月13日で2カ月がたつ。

ラボ©「Nacasa & Partners Inc.(Satoru Umetsu)」

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 今年で90周年を迎えるUCCホールディングス。創業者の上島忠雄が1933(昭和8)年、個人商店として「上島忠雄商店」を創業したのが始まり。1951(昭和26)年に「上島珈琲株式会社」を設立した後、1958(昭和33)年にUCCコーヒーショップの1号店を福岡・博多に開いた。

 東京本部はこれまで新橋に構えていたが、90周年の節目である今年、本部を赤坂に移転。都心かつ好立地であること、1階部分にショールームを設置できることなどの理由から「住友不動産青山ビル西館」の1、6、7、8階に移転した。それに伴い、「UCCコーヒーアカデミー東京校」も移転した。

 1階には「UCCグループショールーム」を設け、その一部にドリンクやフードメニューを開発するフードラボを併設。コーヒーアカデミーはセミナールームやショールームを主に使い、初心者からプロまでレベルや目的に合わせ体系的かつ段階的に学べるようにしたという。

 一般の受講も可能で、コーヒーの抽出体験のほか、ペーパードリップのおいしくいれるコツが学べるほか、コーヒーと食べ物の相性「フードペアリング」についての考え方も身につくという「体験コーヒーセミナー」(90分)は1カ月に4回程度開講。今月の今後の開講は20日(10時~、14時~)、25日(10時~)。定員は12人で、受講料は3,300円。

 他に、ベーシックコース、プロフェッショナルコース、スペシャリストコースなどのほか、コーヒーという身近なものを通じてSDGs課題への理解を深める「コーヒーと考えるSDGsセミナー」も開講する。

 アカデミーの講師である川口雅也さんは「UCCグループのトータルコーヒーソリューションを提案し、ステークホルダーとの皆さまとの協働と共創を実現していくために移転した」と話す。「コーヒーマシン展示エリアなどは商談時のみ開放しており、一般の方はぜひ、朝と昼の時間帯にカフェとして営業しているラボを利用してほしい。アカデミーの受講者は合計で15万人以上おり、路面店となっているショールームを見て受講を希望する人も増えている。これからコーヒーを学びたい人やプロ、趣味を広げたい人、自宅でおいしいコーヒーを飲みたい人で受講希望者はぜひ問い合わせてほしい」とも。

 講座内容とスケジュールはウェブサイトで確認できる。ラボのカフェ営業時間は8時~10時(店内利用可)、11時30分~13時30分(テイクアウトのみ)。

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