花屋、カフェ経営を手がける風花東京(港区南青山)は10月10日、ダイニングカフェ&バー「風花」(港区赤坂7、TEL 03-3505-4887)をオープンした。
店舗面積15坪、席数24席の同店は、外壁から内装まで花や植物で一色。母体が花屋だけあって、他の飲食店が真似できないような空間が「まるでおしゃれな植物園の中のカフェみたい」と早くも話題を集めている。
それもそのはず、同店のオーナーは世界でも有名な花の祭典「チェルシーフラワーショー」で3年連続優勝の実績があるガーデニングの世界チャンピオン。エリザベス女王の庭も手掛けたこともあり、今回の「風花」の緑の門もデザインした。
「店内の多種多様な植物の中には、水をたくさんあげないと枯れてしまう植物がある一方で、水をあげ過ぎると枯れてしまう植物があるなど個性がバラバラで日頃の維持が大変。それでも『風花』を発信源として赤坂に緑を増やしていきたい」と店長の本間氏。「ジャズ、クラッシック、ボサノバなどの音楽が流れる中で、店内の雰囲気を楽しみながら植物談議に花を咲かせてほしい」とも。
昼間はカフェとして営業し、ランチメニューは「カニクリームコロッケ スープ・サラダ付き」(限定10食=900円)、「鶏の照り焼き スープ・サラダ付き」(800円)、「日替わり」(800円~)を用意。バータイムは「北海道産あさりのガーリックバター焼き」(800円)、「ズワイガニのカニクリームコロッケ カニ味噌ソース」(650)、「カキのホワイトグラタン」(800円)、「北海道産あさりのパスタ」(900円)など、北海道から直産の魚介類を使ったメニューが豊富なほか「A5ランクの飛騨牛リブロースステーキ」(2,600円)、「サーロインステーキ」(2,800円)など食事も楽しむことができる。
帰り際には一輪の花(バラ、ガーベラ)をプレゼントするなど、心にくいサービスも。
営業時間は11時30分~15時、18時~翌4時。日曜・祝日定休。