赤坂のサバ棒ずしテイクアウト専門店「さばの棒寿司(すし) 赤坂一颯(いぶき)」(港区赤坂2、TEL 03-5544-9638)が現在、平日のランチタイム限定でちらしずし弁当の販売行っている。
「海から山から心から」をテーマに、国産魚を使った棒ずし店として営業する同店。店主の高橋弘祥さんは「棒ずしとは違った側面から、当店の素材のおいしさを知ってほしいと思いちらしずしを販売することにした。ちらしずしは以前に営んでした日本料理店の人気商品でもあったので、多くの方に喜ばれるのではないかとも考えた」と話す。
商品のラインアップは3種類で、全てに赤シソやガリを刻み入れた酢飯にのりと錦糸卵を敷き詰めた物を土台に使う。「さばちらし」は、平造りした佐島産ゴマサバの酢〆7枚を並べ、どんこシイタケの甘露煮、タケノコの含め煮、べったら漬けなどを載せる。「撒(ま)きちらし」は、北海道産トキシラズの酢〆、スルメイカのうま煮、蒸しエビ、数の子八方漬けなどを散らすように載せる。「うなぎちらし」(以上1,000円)は、こってりと炊いて切り出したウナギやタケノコなどを載せウナギを煮詰めたたれを塗り、インゲンなどで彩りを添える。
高橋さんは「当店のちらしずしは、しょうゆ要らずを前提に作っているので外でも気軽に食べてもらえる。買ってから多少時間が空いてもおいしく食べられるのがちらしずしの良いところ。ランチのちらしずしをきっかけに、当店を多くの人に知っていただきたい。陽気も良くなってきたので木漏れ日の下で食べたり、花見弁当に使ったりしてほしい」と話す。
販売時間は11時30分~14時。