赤坂氷川神社(港区赤坂6)が現在、桜の開花にちなんだ御朱印「さくら参り」を頒布している。
千年以上の歴史を持つといわれる同神社。季節の御朱印頒布は2018(平成30)年7月からシリーズ化し、これまで「夜桜」「祭り」「イチョウ」などをあしらった御朱印を頒布してきた。
今回は、神社境内の桜の開花の時季に合わせた御朱印を頒布する。2枚の和紙を重ねて巫女(みこ)が作った。5色の糸を結び一体ずつ奉製した心願成就のお守り「願の糸守」も併せて頒布する。
職員の神屋宗太郎さんは「色鮮やかに咲き誇る満開の桜に春を感じ、日々散りゆく桜をはかなく思う。移ろいゆくものに美しさを感じる日本人の感性は今も昔も変わらない。桜は日本人の『こころ』を表す花といえる」と話す。「願の糸守は、願い事がかないますようにという『心願成就』のお守り」とも。
初穂料はそれぞれ500円。頒布量は、御朱印は1日100枚(土曜・日曜は200枚)、願の糸守は300体。3月26日まで(なくなり次第終了)。