ホテルニューオータニの「パティスリーSATSUKI」(千代田区紀尾井町、TEL 03-3221-7252)が3月1日、サクラをイメージしたスイーツの販売を始めた。
季節ごとに趣向を凝らしたスイーツを販売する同店。今回は「桜(さくら)スイーツ」を3種類用意する。「新桜マカロン」(2,376円)は、7種類の味の異なるマカロンを1箱に納めた商品。赤色の「桜マカロン」は、塩漬けしたサクラとサクラのリキュールを加えたこしあんを挟む。緑色の「ピスタチオマカロン」は、ピスタチオのガナッシュとセミドライのあまおうを挟む。白色の「酒かすマカロン」は、新潟県の銘酒「鶴齢(かくれい)の酒かすを入れる。ほか、だいだい色の「ルビーチョコレートマカロン」、黄色の「ブロンドチョコレートマカロン」、ピンク色の「ローズマカロン」、紫色の「ラムレーズンマカロン」を詰め合わせる。
「桜くず餅ゼリー」(1,458円)は、「船橋屋」の「くず餅乳酸菌」を使ったスイーツ。ゼリーの上に黒蜜あんこ、塩えんどう豆、桜の塩漬けをのせる。同ホテル広報担当者の保田環さんは「乳酸菌を使うことで、もっちりとした触感に仕上げることができた」と話す。
「さくら寒天」(1,026円)は、プレーンの寒天とサクラの酒を使ったピンク色のさくら寒天をカットしたものと、5日間かけて炊いた丹波産の黒豆を合わせる。味の変化が楽しめるよう、塩エンドウ豆と黒蜜あんを別添えで販売する。
保田さんは「今年は久しぶりに花見に行かれるという人も少なくないはず。そのような花見の席に3種類のスイーツが華を添えてくれると思う。卒業式や入学式などのお祝いシーズンでもあるので、贈り物としても喜んでいただけるのでは」と話す。
営業時間は11時~20時。4月15日まで。