アパレルショップ「AUXCA.(オーカ)」(港区元赤坂1)が赤坂にオープンして1カ月がたった。
1946(昭和21)年創業の「テイラーアンドクロース」(同区)が、「日本の本物のラグジュアリーの体系化」を目的に9月28日にオープンした。店内では、自社ブランドのアパレル製品販売に加え、他ブランドとのコラボ企画実施やイベント開催、「慶應SDM研究所オーセンティックラグジュアリーラボ」の研究などを行う。
現在、オープン記念企画として、京都・仁和寺(にんなじ)の「御扉(みとびら)」をシンボルにした空間デザイン披露や、仁和寺境内の土を使って作成した器などの展示、カシミヤで仕立てるオーダーコート販売、「ミンクポケット付きストール(限定10着)」受注会などを展開している。
社長の隅谷彰宏さんは「大学院研究から導き出した、日本の『ほんもの』のラグジュアリーを体系化したエッセンスを空間に落とし込んだ。日本発のラグジュアリーを体感し、一緒に創り上げていく人たちにぜひ足を運んでほしい。今後は、物販やワークショップを通して、研究成果である『日本の美の創造』を発信し、より多くの人の日常を豊かにしたい」と意気込む。
営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。水曜定休。