赤坂まちづくり代表会議(港区赤坂4)は9月24日、25日の2日間、ジャズフェスティバル「SWING(スイング)赤坂」を開催した。
地元の商店街や神社、学校などが連携して、赤坂の街をジャズのライブ会場に一変させようという試みだ。赤坂区民センターや赤坂氷川神社、赤坂サカスなどから路上まで、赤坂の街のいたるところでジャズが流れるように計画された。
本日12時からニューオリンズスタイルのジャズバンド・ピリカラザリガニ団が、ストリートパレードを開始。12時から1時までの1時間、赤坂を練り歩き「聖者の行進」「スタンドバイミー」「キャラバン」などの有名なジャズの演目やニューオリンズのご当地ソングまで、バラエティに富んだ曲目を演奏した。お昼時ということもあり、路上を歩いていた赤坂のビジネスマンやOLたちが足を止め演奏に聴き入る姿や、ストリートパフォーマーたちの姿を携帯のカメラで撮影する姿が数多く見受けられた。
演奏に参加したピリカラザリガニ団の楽団長・石原由理さんは「昨日と今日、自分たちの演奏に対していろんな人が足を止めて聴き入ってくれてうれしかった。最近、赤坂に限らずジャズを使って活性化を図る地域が増えている。ジャズは生楽器を使う音楽なので、ロックなど機械を通して音を出す音楽に比べて、聴き慣れていない人にとっても耳障りにはならない。それが町おこしに使われる要因のひとつ」と語った。
12時のストリートパレード終了後は、本日16時45分から赤坂見附ミューズ広場、赤坂区民センター・ホール前など全9箇所でストリートライブを開催する。そのほかにも17時から赤坂氷川神社で金子雄大オルガントリオ、18時から赤坂サカスでナオミ&ゴロー、19時から赤坂中学校でゴスペルスクエアなど、各所で無料ライブが行われる。赤坂区民センター・ホールでは19時から、本イベントの応援団長である宇崎竜童さんらのライブも予定している(有料)。