ショールーム「EPSON CREATIVE SQUARE AKASAKA(エプソンクリエイティブスクエア赤坂)」(港区赤坂2、TEL 03-6770-0710)がオープンして2カ月がたった。運営はエプソン販売(新宿区)。
3月24日にオープンした同施設。床面積は465平方メートル。水性顔料、エコソルベント、レジン、UV、ガーメント、昇華転写などのさまざまなインク種を搭載した商業・産業向けの大判インクジェットプリンター商品の展示、プリントによるアイデア提案を行う「Display Area」、商談コーナーなどを備え、ビジネスにおける新たなアイデア発見の場を提供する体験型ショールームとしてオープンした。
同社特販営業企画課の徳田愛さんは「首都圏のお客さまが移動しやすく、東京や品川といった新幹線の駅、羽田空港からのアクセスが良い山手線エリアを選定するなかで、搬入などの施設条件を比較検討した結果、同所にショールームを開設することした」と話す。
同ショールームは「環境配慮型ショールーム」をコンセプトに、社会課題解決に向け客と共に新たな価値を創造していく場と位置づけ、内装にはカーボンニュートラル材や海洋プラスチックを再利用した天板、廃材をリサイクルした床材など、環境に配慮した素材を使う。天井ルーバーや壁面クロスなどには、エプソンのプリンターで出力したプリント材を使うなど、環境への配慮と共にプリントのアイデアも表現する。
このほか、プリンターを活用した成果物の提案、「プリント」「プロジェクション」の技術を活用し、魅力的に見せながらも廃棄物削減など、環境に配慮した「サイン&ディスプレイ」の提案も行う。
予約制で専門スタッフによる詳細なデモンストレーションを行うほか、クリエイティブスペースでは、客自身がプリンターを使ってグッズや作品などを制作できるプリンター時間貸しの有償サービス(2時間6,600円~)も行う。
徳田さんは「すでに大判プリンターを使ってビジネスをされている、印刷業、サイン&ディスプレー業、グッズ製造業の方々のみならず、売り場や店を持つ小売りや飲食店、クリエイターの皆さまなど、『課題はあるが具体的な取り組みが思いつかない』『刺激となるアイデアが欲しい』と考える方に、ぜひ訪れていただきたい」と話す。
営業時間は11時~17時。定休日は、土曜・日曜・祝日・同社指定日。