TBS(港区赤坂5)は9月22日、「オロナミンC キングオブコント2009」の決勝戦をおこない、人力舎所属の3人組ユニット・東京03(豊本明長、飯塚悟志、角田晃広)が優勝した。
同イベントは、コントのお笑い日本一決定戦。第2回の開催となる今年度は総勢2584組がエントリーし、8組がファイナリストとして決勝に進出した。参加者は東京03をはじめ、サンドウィッチマン(伊達みきおさん、富澤たけしさん)、しずる(村上純さん、池田一真さん)、インパルス(板倉俊之さん、堤下敦さん)、モンスターエンジン(西森洋一さん、大林健二さん)、ロッチ(コカドケンタロウさん、中岡創一さん)、天竺鼠(川原克己さん、瀬下豊さん)、ジャルジャル(後藤淳平さん、福徳秀介さん)の8組(最終得点順)。
「そんなに(名前を)知らないコンビから、まだ果敢な挑戦を続けているコンビまでいろんな人が集まった」とMCの松本人志さん(ダウンタウン)が呟くほど、結成2年目の若手コンビから、レギュラー番組を持つベテラン芸人まで、多彩なユニットが参加した。
決勝戦では各ユニットが2回ネタを披露。準決勝まで残った100組のセミファイナリストたちが各自10点満点で採点し、2つのネタの総合得点で優勝者を決めた。東京03は1stステージに「コンビニ強盗」のネタを披露し、1stステージ終了の時点でサンドウィッチマンに続く2位を獲得。2ndステージは「温泉旅行」をモチーフにしたネタで挑み、今年度初の900点越えという高評価を獲得し、2位以下に45点以上の大差をつけて優勝。トリオ歴自体は6年目だが、芸歴は一番長いというベテランの風格を感じさせる結果となった。
優勝した東京03には、賞金1000万円と副賞としてオロナミンC1年分が贈られた。コントの衣装のまま本選終了後の記者会見に現れた東京03の3人は「たくさんの人に写真をとられているのに、こんな格好(※女装)ですみません」(豊本明長さん)、「今日はいっぱいテレビに映れたぐらいに思ってたのに、優勝するとはびっくり」(飯塚悟志さん)、「賞金はライブの経費にして、全国で動員数増やしてお金を稼げたら幸せ」(角田晃広さん)と優勝の感想を語った。
東京03は来年2月に単独ライブを草月ホール(港区赤坂7)で開催する。