イタリア料理店「スーペルバッコ」(千代田区紀尾井町1、TEL 03-6265-6863)が3月26日、東京ガーデンテラス紀尾井町3階の達磨(だるま)坂テラスに移転リニューアルオープンした。運営は「ミキインターナショナル」(豊島区)。
北イタリアのベネチア料理を提供する店として2003(平成15)年4月に吉祥寺オープンした同店。2010(平成22)年3月、ビル解体のため閉店した。同社の三木智映子さんは「東京の中心の地で誰でも来店しやすく周辺に当店のようなイタリア料理店がないこと。本物を知っているお客さまの日常使いや接待にも使ってもらえる場所だと思い出店することにした」と話す。
店舗面積は115平方メートル。席数は49席。10人~20人が飲食できるスタンディングバーを設ける。提供する料理は現地で修業をした料理人たちがベネチア伝統のレシピに基づき本場の味を再現するという。
ランチメニューの「Aランチ」(1,400円)は「本日のパスタ」と「サラダ」。「Bランチ」(1,900円)は「前菜盛合せ」と「本日のパスタ」。「Cランチ」(2,800円)はメインが肉料理か魚料理から選べ、「前菜盛合せ」と「本日のパスタ」を提供する。3コースともパンが付く。
ディナーコースは2種類。「ヴェネチアコース」(5,800円)は、前菜、メインは「黒毛和牛のローストグリーンペッパーの濃厚ソース 季節のお野菜とポレンタ添え」を提供。「スーペルバッコ特別コース」(8,600円)は、2種類の前菜に「本日のズッパ」、メインは「馬フィレ肉のソテーヴェネトの赤ワイン“レチョート”ソース 季節のお野菜とポレンタ添え」を提供。両コースとも「本日の自家製パスタ」と「おまかせドルチェ盛合せ」にコーヒーか紅茶が付く。
アラカルトは、塩味の「スパゲッティ“スコーリオ”生トマト入り魚介のバジリコ風味」(1,800円)や、「ヴェネチア風“チケッティ”前菜盛合せ」(1,870円)など。「発祥の地ヴェネチア伝統のレシピで作る『ティラミス』」(800円)といったドルチェも用意する。
三木さんは「当店は400年前から北イタリアの水の都ベネチアに存在する『バーカロ』の味と楽しみ方を忠実に再現。スタンディングカウンターとテーブル席という『バーカロスタイル』にこだわった。スタンディングカウンターはディナー前の一杯に使え、毎日変わる『ヴェネチア前菜』が楽しめる。すてきな雰囲気ながらも気軽に使える内装と食事でコスパは高いと思う。15年ほど前に惜しまれつつ閉店した吉祥寺『スーペルバッコ』の再来を喜んでいるお客さまも多い」と話す。
営業時間は、11時30分~15時30分、17時30分~23時。