「紀尾井町 とんかつ・洋食 ひとみ」(千代田区紀尾井1、TEL 03-6272-6685)が7月11日、東京ガーデンテラス紀尾井町の3階にオープンした。
2週間かけて仕込んだというデミグラスソースを使った「ビーフシチュー」
広尾にある「とんかつひとみ」の姉妹店としてオープンした同店。とんかつの名店として知られる銀座「かつかみ」の料理長を務めた、日向準一さんが手掛けるとんかつと洋食を提供する新業態となる。席数はカウンターとテーブルに個室1室の36席。内装は和を基調としつつモダンさを兼ね備えたデザインを採用した。
とんかつメニューは6種類。肉は1週間に2頭しか出荷されないという茨城のブランド豚「四元豚」の「長右衛門(ちょうえもん)」を使う。「リブロースかつ」(5,000円)は脂が一番のっているメニューという。「ひれかつ」(4,900円)は赤身で豊富な肉汁が特徴。「ロースかつ」(4,800円)はスタンダードな部位を使う。ランプ、しきんぼ、内モモ、外モモなど日替わりで用意する「希少部位」(3,900円)、「かつサンド」、「MIXかつサンド」(以上1,980円)も用意する。
洋食メニューは10種類。2週間かけて仕込んだデミグラスソースを使った「ビーフシチュー」(5,650円)、厚切りの「タンシチュー」(5,280円)、大判の「ビーフハンバーグ」(3,600円)、A5の山形牛を使った「ビーフステーキ&かつ」(9,800円)、有頭クルマエビを使った「エビフライ」(5,500円)、自家製ホワイトソースで仕上げた「あわびのグラタン」(9,800円)などをそろえる。
ランチは、通常メニューに加え、「長右衛門」の揚げたてカツをのせた「かつカレー」(1,880円)、ライスやサラダなどが付く「長右衛門」ポーク100パーセント使用の「ハンバーグ」(2,800円)を用意する。コース料理は、「長右衛門のヒレかつ」「カニクリームコロッケ」など8品を提供する「Aコース」(1万円)と10品を提供する「Bコース」(1万5,000円)を用意する。コースメニューの内容は季節によって変更する。
同店サービス責任者の髙橋美穂さんは「日向準一の集大成として、とんかつと正統派洋食のレストランを出店するのに当たり、ふさわしい町だと思い『東京ガーデンテラス紀尾井町』を選んだ。長右衛門はしつこくない脂の甘さとうまみが特徴なので、ぜひ『リブロース』をお召し上がりいただきたい」と話す。
現在の営業時間は、11時30分~15時、17時~20時。