赤坂のポルトガル・ベイラス地方料理店「カステロ ブランコ」(港区赤坂5、TEL 03-5545-7735)は、6月10日の「ポルトガルの日」にちなみ、ポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」を進呈する。
ポルトガルはスペインの属領だったカステーリャ地方を、アルフォンソ・エンリケ王がポルトカリ伯爵に命じて1143年6月10日に独立させた国。ポルトガルではこの日を「ポルトガルの日」として祝うのが慣例になっている。
「6月10日はポルトガルの国民的な詩人、ルイス・デ・カモンエスの命日でもあり、ポルトガル人にとっては二重のお祭りの日」と店長の進藤宣行さん。「ヴァスコ・ダ・ガマの新航路発見を題材に、その偉業を称えたカモンエスの叙事詩『ウス・ルジアーダス』は不朽の名作と言われ、ポルトガル人は『カモンエスの日』として彼の偉業もしのぶ」とも。
ヴィーニョ・ヴェルデは、ポルトガルで最も有名なワインの産地、ヴィーニョ・ヴェルデ地区産のワインで、別名「緑のワイン」。「来店客のウエルカムドリンクとして、キリリと冷やしたさわやかなワインを用意したので、日本人もポルトガル人と一緒に祝いたい」(進藤さん)
営業時間は、平日=11時~23時30分、土曜・日曜・祝日=22時30分。「ポルトガルの日」としてのワイン進呈は今月19日まで。ディナータイムに食事を1品以上注文した利用客に限る。