サントリホール(港区赤坂1)が9月1日、リニューアルオープンする。
今年の2月から設備の改修工事のため一時休館している同ホール。今回の改修では、ロビーにトイレやスロープを増設するなど、ユニバーサルデザインを強化する。
オープン初日には、「サントリーホール2017 リニューアル記念『Reオープニング・コンサート』」を開催する。開場時エントランス前では「オープニング・ファンファーレ」を行い、来場者だけでなく一般人も楽しむことができる。
プログラムの第1部では、オルガンと金管アンサンブルによるオープニングセレモニーを行う。メインプログラムとなる第2部では、ロッシーニの「ミサ・ソレムニス」を披露する。ソリストには、ソプラノに吉田珠代さん、コントラルトにソニア・プリーナさん、テノールはジョン・健・ヌッツォさん、バスはルベン・アモレッティさんが出演し、ソリストの独唱や重唱などが楽しめる。合唱には、東京混声合唱団に加え、サントリーホールオペラ・アカデミーの歌手たちも出演する。オルガンはダヴィデ・マリアーノさん、指揮はジュゼッペ・サッバティーニさんが担当する。
広報担当の松原聡子さんは「9月以降さまざまな公演が目白押しなので、ぜひリニューアルオープンした当ホールに足を運んでいただきたい」と来場を呼び掛ける。
17時開場、18時開演。