赤坂のレストラン「鑁(VAN)」(港区赤坂2、TEL 03-6277-7306)が1月30日、高校生による野菜の手売り販売を行う。
空手家である高橋優子さんがオーナーを務める同店。高橋さんの出身地である群馬県の藤岡北高校生物生産科の生徒が栽培している野菜などを使い、「和とイタリアンの融合」をコンセプトにした料理を提供している。
今回の手売り販売は、「自分たちが栽培した野菜が、その後どこに届けられ、どのように調理されて消費者の元へ届くのか」を学ぶため、同校の授業の一環として実施。当日は生徒たちが実際に店頭に立ち、自らの手で育てた野菜を販売する。この時期が旬のブロッコリーやカリフラワー、ムラサキキャベツなどを用意し、すべて収穫したばかりのものを提供する。
「東京にいると、とれたての地方の新鮮な野菜をそのまま味わう機会はなかなかない。まずは店の近隣である地域住民の方たちにその美味しさ喜んでもらえるようなイベントにしたい。赤坂に勤めている人たちも、いつも口にしている野菜と食べ比べてその味を確かめてほしい」と高橋さん。「高校生が丹精込めて大事に育てて収穫し、袋詰めもした。野菜と共にそこに込められた愛情も伝われば」とも。
販売時間は、12時~14時。なくなり次第終了。