赤坂で産廃サミット 優秀作品に「廃棄物を言い訳にしないデザイン賞」

昨年の作品「自動車のシートベルトを使用したワインストッカー」

昨年の作品「自動車のシートベルトを使用したワインストッカー」

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 永田町のショールーム「+PLUS」(千代田区永田町2、TEL 03-5860-2350)で9月4日から「産廃サミット」が開催される。

昨年の作品「キーボード内のシート基盤を使ったアクセサリー」

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 廃棄物処理業者のナカダイ(品川区)が毎年主催する同イベント。「廃棄物を言い訳にしないデザイン」をテーマに、プロ・アマを問わず、廃棄物を材料に制作したアート作品を全国から募集し、優秀作品を選定する。昨年は「自動車のシートベルトを使用したワインストッカー」や「キーボード内のシート基盤を使ったアクセサリー」、「アルミサッシの残材を使用した楽器」などが会場に並べられた。

 5回目を迎える今回は、デザイナーや建築家、学生など80名によるアート作品など約100点を展示。作品の中から、廃棄物の魅力を引き出し、原型からの変化率が高いと認められた作品及び活動に対し「廃棄物を言い訳にしないデザイン賞」を贈る。期間中の土曜・日曜は、廃棄物をテーマにしたワークショップも開催予定。

 「廃棄物におけるさまざまな使い方を創造できる日本で唯一のイベントとなっている。会場には社員もおり廃棄物に関する相談も受け付ける」と同社リマーケティング課の河西桃子さん。「廃棄物から感じる新しい可能性をぜひ多くの方に見ていただければ」とも。

 9月12日まで開催。入場無料。

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