ルイスポールセン新商品「スノー」-平河町のキリム専門店で展示

キリム専門店の「ロゴバ」に展示されたルイスポールセンの新商品「スノー」。

キリム専門店の「ロゴバ」に展示されたルイスポールセンの新商品「スノー」。

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 照明器具などの販売を手掛けるタルジェッティポールセンジャパン(港区六本木)は2月26日、ルイスポールセンの新商品「スノー」の日本発売に先駆け、キリム専門店「ROGOBA」(千代田区平河町1、TEL 03-3221-8811)で発表会を行った。

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 商品のデザインを手掛けたのは、デンマーク出身のルイーズ・キャンベルさん。「北欧の夏の木漏れ日」をコンセプトにデザインした「キャンベル」「コラージュ」に続く3作目。キャンベルさんの照明デザインはすべて「室内に自然光を取り込みたい」という思いから作られており、新作の「スノー」は「雪」をテーマにしたフロアランプ。デンマークの冷たい冬の間、人の心を温めてくれるような安らぎのある光を表現しているという。

 サイズは1,505(高さ)×842(幅)×350ミリ(奥行き)。アクリル素材の2つのコーンが交差するフォルムで、大きなコーンがフロアランプの支柱となり、斜めに交差したもう一つのコーンが照明器具として機能するようにデザイン。アクリルの両面には「舞い落ちる雪」をイメージしたシルクスクリーンによる無数の白いドットをプリント。ドットは3種類の大きさで、明暗の変化、グラデーションを生み出すよう配置した。

 「スノー」は2カ所に電球を内蔵。コーンが交差する器具中央部に設置された電球は部屋全体を柔らかく照らし出すアンビエント・ライトとして機能。斜めに伸びたコーンに設置された電球の光は、読書のときなどに手元を強く照らし出すタスク・ライトとして使用する。電球が設置される中央部分はドットの分布密度が最も高く、電球から直接受けるグレア(まぶしい光)をなくすように設計。グレアがなく、空間のどの方向にどれだけ光を放つかを重視する同社のライティング・フィロソフィーを反映する。

 発表会の会場となったキリム専門店「ロゴバ」はルイスポールセンのディーラーの1店で、翌27日から「スノー」を展示。日本発売に先駆けて日本に輸入された10台すべてを展示する。「ロゴバは空間の演出にこだわっており、デザイナーやインテリアのディーラーなどに新製品を含めた空間デザインを提案できることから会場として選んだ。インテリアの販売店ではなくキリムの専門店で発表会・展示を行うことで、新たな需要も取り込んでいきたい」と同社担当者。

 価格は35万2,800円。販売は4月から。ロゴバでの展示は3月8日まで。入場無料。営業時間は11時~19時。火曜定休。

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